日本ではテレビの深夜放送で一度放映されただけの作品だそうです。
出て来るモンスターは犬に妙な扮装をさせて、巨大ネズミに仕立てただけという失笑ものですが、71分の上映時間中割と退屈せずに観られるのが救いです。面白かったのは音楽が部分的にジョージ・A・ロメロの「ナイト・オブ・ザ・リビング・デッド」と同じで、その音楽が掛かるシーンも「ナイト〜」と良く似ているところです。
アメリカには、財政的に作曲家や指揮者、オーケストラなどを雇うことの出来ない低予算の映画製作者のために、使用料を支払って劇中で流すためのBGMを製作している会社があるそうで(名前は失念。何とかラボラトリーとか、そんな名前でした)、もう廃盤になりましたが、昔一度だけ正規にリリースされた「ナイト〜」のサントラ・レコードに、その辺りの詳しい事情が書かれていました。この映画の製作者も、「ナイト〜」の製作者と同じように、一曲5ドルとか10ドルとか(何かジュークボックスみたいだなあ)支払って、BGMを買ったのでしょう。ちなみに「ナイト〜」やこの作品と同じ音源を使用している映画は他にも数本あり、有名なところでは「太陽の怪物」「宇宙から来たティーンエイジャー」などがそうです。
ひょっとして、あのホラー映画の巨匠にも影響を与えた作品かも知れません、コレは(笑)。