本書については、アルファブロガーの池田信夫氏も記事で大きく取り上げていた。
池田氏もその記事で言及していたが、確かに、都市の方が高齢化が今後加速するという点で、地方以上に深刻な問題を抱えているというのは、意外な観点だ。ただ、小生は同様の指摘を、約10年前にシンクタンクに勤務する友人から聞いたことがある。つまり、少なくともこの問題は、ある人たち(研究者等)の間では、既知の問題だったのだ。
よく失われた10年などと言うが、著書が言っている様に、今行われている政策が都市高齢化に対してあまり効果がないのだとすれば、更なる失われた10年の果てには、如何なる未来が待っているかと思うと末恐ろしくなる。
読むと暗くなること必定であるが、目を通しておくべき本だろう。