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人を殺す、という仕事 (光文社文庫)
 
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人を殺す、という仕事 (光文社文庫) [文庫]

大石 圭
5つ星のうち 3.2  レビューをすべて見る (5件のカスタマーレビュー)
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商品の説明

内容(「BOOK」データベースより)

僕のもとにある日届き始めた一通の手紙。そこに書かれた指示に従うことで、僕の人生は驚くほど順調だった。手紙のお陰で、今後も幸福な人生が続くと信じていた。それが「殺人」を命じるまでは。従わなかった結果―母が死んだ。次は妻や娘たちの番だというのだ。あどけない少女、臨月の妊婦…僕は次次と手を血に染めていく。邪悪で美しい、傑作「暗黒小説」。

著者略歴 (「BOOK著者紹介情報」より)

大石 圭
1961年東京生まれ。’93年「履き忘れたもう片方の靴」で第30回文藝賞佳作受賞。大ヒット映画『呪怨』シリーズなどのノベライズでも知られる、ホラー小説界のヒットメーカー。ショッキングな題材を透明感ある美しい文体で綴る独自の作風で、着実にファン層を広げている(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

登録情報

  • 文庫: 425ページ
  • 出版社: 光文社 (2007/9/6)
  • ISBN-10: 4334743048
  • ISBN-13: 978-4334743048
  • 発売日: 2007/9/6
  • 商品の寸法: 15 x 10.8 x 2.4 cm
  • おすすめ度: 5つ星のうち 3.2  レビューをすべて見る (5件のカスタマーレビュー)
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カスタマーレビュー

最も参考になったカスタマーレビュー
5 人中、4人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
らしさが、 2007/12/9
By 甲斐
形式:文庫
読後の感想、
大石さんらしい小説でした。
人殺しのシーンでは下腹あたりがムズムズするような感覚がしました。
少し前の作品までは、WWFに寄附する動物にだけ優しいキチガイをよく描かれてましたが、
今回は、そういった方向に逃げない精神破綻者をよく描けていると思います。
各章の冒頭に、人為的絶滅した動物のことが書いてあったのですが、
今泉さんの絶滅動物データファイルほぼそのままの文章を参考にされたような書き方でした。

結構好きな作家だがそろそろ飽きてきた。
邪な考えにもマンネリってあるんですね。大石さん、
このレビューは参考になりましたか?
8 人中、6人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
形式:文庫
 文章の構成は久々に各章毎にまず蘊蓄、そして本文という大石ファン(大石の文章は形式が非常にマンネリ化しており、そこが人気がある)には嬉しい内容。しかし、内容は主人公で大石作品には珍しくマトモな人間で、繊細で孤独な主人公と娼婦の性格を持つ孤独で美しいヒロインがでてくることが殆どの大石作品の愛読者は面食らうこととなろう。また、主人公を殺人へ誘う本当の動機が、非常に自己勝手(内容バレしないように伏せるが)であり、「処刑列車」以来の読後の不快感を感じた。
 そういう訳で、本書は決してできはよくない。むしろ大石愛読者なら一層そう感じるだろうが、本書の巻末には大石作品に珍しく解説がついている。中々面白く、それのみおすすめである。
このレビューは参考になりましたか?
1 人中、1人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
形式:文庫
 先ず最初に、これはホラーではないと思う。ホラーとは読んでいて怖い事が絶対条件だ。それから、タイトルに仕事とあるが、これは間違い。主人公は殺人を生業とする暗殺者ではない。これもちょっとはずした感じだ。

 物語は、子どもの頃に届いた"C"からの手紙のお陰で命拾いした男が、その手紙の送り主のせいで殺人鬼になってしまった日常だ。お話自体は良く出来ているが、大石君の作品としては珍しくエンターテイメントに振っていない。読者には殺人鬼となった主人公の男に同化して欲しいのかと思いきや、絶滅した動物達の逸話を挟んで、彼を操る超越的な存在の"C"の目線で彼を追えばいいのか判らなくなる。

 結果的に、醒めた状態の一読者として物語を追うことになってしまい、物語を終えた後には、訳合って連続殺人鬼となってしまった男の日常の日記を読んだと言う印象だ。

 殺人鬼となる理由がこうだったら?と言う着目点は面白いのだが、如何せん怖くない。大石ファンは押さえておきたい作品では有るが、他の人にはお勧めはしない。
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