2011/4/11に出たばかりの坪田一男先生(慶大医眼科教授)の最新刊。
大きな病気は何も無く、健康で日常生活を楽しむ百寿者を『パーフェクター』と言うらしい。
これに対し、80歳までに大病したが何とか100歳まで生き延びた方を『サバイバー』と言う。
本著はパーフェクターになるにはどうしたら良いかを教えてくれるご本である。
先生は著書を沢山出しておられるが、ドンドン良くなって来ているようだ。
巻頭はかの有名な日野原重明先生との対談である(26〜54p)。
日野原先生は「セミかまいけ式」の実践者。
含蓄深い先生のお言葉は最早神々しい位である(笑)。
それに続く第2章〜5章では、坪田先生が実際に対面調査を行った百寿者がたて続けに登場している。
なんでこの方は100歳まで来れたのか?
実際のノウハウが次々と明らかにされる。
サーチュイン・カロリス・インスリンシグナル・ホルミーシス・レスベラトロール・オスモチン・チョッときつめの運動・ご機嫌・見た目。
この辺りは今までの作品でも書いて来られた所か。
昨年4月以来、サーチュイン派(坪田先生はこちら)とmTOR派の誌上バトルが継続中であるが、
本著の59pでは、宿敵mTORについてもきっちりと触れている。
むこうと違って完全無視はしないのが偉いぞ、坪田先生(笑)。
尚、坪田先生は現在、日本抗加齢医学会の副理事長をお勤めである。
同学会に理事に、私の尊崇する伊藤裕慶大医教授が最近選出されたと聞く。
「125歳を目指す」という坪田先生と同学会の今後の活動に大注目である。
各章の終りには、まとめとして
『元気な100歳になる・食習慣・生活習慣・心がまえ・人生設計』
が載っていて知識の整理に便利。
星は5つ。
寝たきりでない元気一杯100歳(パーフェクター)を目指す方は必読であろう。