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人は海辺で進化した―人類進化の新理論
 
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人は海辺で進化した―人類進化の新理論 [単行本]

エレイン モーガン , Elaine Morgan , 望月 弘子
5つ星のうち 4.3  レビューをすべて見る (3件のカスタマーレビュー)
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商品の説明

出版社/著者からの内容紹介

かつてわれわれの祖先は「水生類人猿」だった!
そのことによってのみ、われわれが直立二足歩行をし、体毛を喪失し、皮下脂肪をたくわえ、涙を流すことの説明が可能になる。

内容(「BOOK」データベースより)

本書は、アリスター・ハーディによって提唱された「アクア説(水生類人猿説)」を、従来の「サバンナ説」「ネオテニー説」と対比して論じ、理論の統合を試みた、斬新な人類進化論である。

登録情報

  • 単行本: 199ページ
  • 出版社: どうぶつ社 (1998/03)
  • ISBN-10: 4886223028
  • ISBN-13: 978-4886223029
  • 発売日: 1998/03
  • 商品の寸法: 19 x 13.4 x 1.8 cm
  • おすすめ度: 5つ星のうち 4.3  レビューをすべて見る (3件のカスタマーレビュー)
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By shigeji
形式:単行本
私を産んでくれた母が病気で亡くなり、
人はどこから来たのだろうかと思い、読んだ本

『人類進化の700万年』

に、アクア説が数行で強烈に否定されており、その時は
私もアクア説なんかあるものかと思った。しかし、

『迷惑な進化』

に、現在の人間の女性(母)が子(私)を産む時の難しさと
進化の圧力に関する見方から、アクア説が否定できないことが
示されており、今では私はアクア説を信じている。

この本は、
アクア説を様々な角度から客観的に説明するよう努力しており、
読み終えた今では、これ以上の説明はいらないだろうと感じる。

過去の説や思想に囚われることなく、アクア説の要点を読み取り、
人類の進化における本当の道筋に気づいてほしいと切に願う。
このレビューは参考になりましたか?
2 人中、2人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
形式:単行本
従来、ヒトの進化については「サバンナ説(樹から降りて進化した)」「ネオテニー説(幼児期のまま成熟した)」というのが正しい理論とされていました。

著者はこれらに対して、何れも正しいが全てを説明できるわけではない、として「アクア説(水辺での生活に適応して進化した)」という理論を提唱しています。

水辺で、また水中での生活を続けることにより、二足歩行や言語の前適応がなされ、また体毛の減少がなされた、など従来の理論でも説明しにくい様々な進化に対して、かなりすっきりした無理のない理論を展開しています。

また、従来の理論では霊長類との比較による説明が多かったのですが、「アクア説」では、陸から海・湖・川に戻った哺乳類(イルカ、クジラ、ビーバーなど)との比較をし、ヒトとの類似性を解説しています。いずれも「なるほどね」と思わせるだけの内容です。

更に、著者は「アクア説」だけが正しいと論じているわけではなく、従来の理論を補完するものであり、全てを足し合わせることで上手く説明できるのではないか、と主張しています。

ヒトの進化については、直接的な証拠はないため、様々な自然科学の領域からの傍証を積み重ね、慎重に紐解いていかなければなりませんし、各々の自然科学の発展や新発見で理論がひっくり返ることもありますので、本書をもって決定版だとはいえません。本書の原著初版が1982年と古いことからも決定版ではないでしょう。

ただ、本書はヒトの進化について新鮮な視点を与えてくれますので、上記の科学的な論拠と併せて価値の高いものだといえます。また新たな刺激を与えてくれるという意味でも本書は価値あるものだと思います。

著者は本書のあとに「人類の起源論争」という本も書いていますので、そちらも読んでみようと思います。
このレビューは参考になりましたか?
3 人中、2人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
形式:単行本
私は大学院で分子生物学を学び進化論を趣味と
する者です。(グールド派でドーキンスは嫌い。
何故か?ドーキンスの世界はつまらないから。)

かねがね人類の進化については関心高く、
サバンナ説には疑問を感じていたのですが、
この本を出版直後に手にして一気読みし、
アクア説こそ真実だと確信しました。
未だに異端扱いされているのが信じられません。

ちなみに、併せて疑問を抱いていた生命の起源に
ついてのオパーリン以来の「生命のスープ説」と、
いわゆる化石燃料の「有機起源説」については、
トーマス・ゴールドの「未知なる地底高熱生物圏」
を読んで「地底起源説」が真実と確信しました。
(こちらは絶版、中古が定価より
高額で出品されていますが、それに見合う価値の
ある本です。)
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