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人は愛するに足り、真心は信ずるに足る――アフガンとの約束
 
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人は愛するに足り、真心は信ずるに足る――アフガンとの約束 [単行本]

澤地 久枝 , 中村 哲
5つ星のうち 4.2  レビューをすべて見る (14件のカスタマーレビュー)
価格: ¥ 1,995 通常配送無料 詳細
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商品の説明

内容紹介

アフガンの平和と復興のためには何がなされるべきで、何がなされれてはならないのか。パキスタンでの医療援助活動を開始して以来25年。いまアフガニスタンの平和と復興のために身命を賭して活動する中村医師が、聞き手を得て、戦争と地球環境の悪化がもたらす劣悪な生存条件をいかにして変えるべきか、自らの個人史的背景とともに、その熱い思いを語った貴重な発言録。

内容(「BOOK」データベースより)

オバマ大統領に送る平和へのメッセージ。戦乱と干ばつに苦しむアフガンの地で“命の水路”を切りひらく日本人医師の崇高な闘い。

登録情報

  • 単行本: 288ページ
  • 出版社: 岩波書店 (2010/2/25)
  • 言語 日本語
  • ISBN-10: 4000245015
  • ISBN-13: 978-4000245012
  • 発売日: 2010/2/25
  • 商品の寸法: 19 x 13.2 x 2.4 cm
  • おすすめ度: 5つ星のうち 4.2  レビューをすべて見る (14件のカスタマーレビュー)
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41 人中、39人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
By kada
形式:単行本|Amazonが確認した購入
 本書は中村医師へのインタビューに、澤木氏によるペシャワール会活動経過の記述が交互に織り込まれる形になっています。この本は二つの意義があると思います。一つは中村医師の考えをより深く知ることが出来ることであり、もう一つは中村医師以外の人の手によって、しかも史実を世に伝える作家によってアフガニスタンの真実が世界に伝わることです。
 
 何故、中村医師がこの困難な事業を持続することができるのか、原動力となっているものを伺うことが出来ました。特に印象に残ったのは、医師のバックボーンとなった遠賀川の流域の人を分け隔てしない気質であり、「宗教の共通性」で述べられている崇高な精神です。医師は「神聖さの根源は人が語りえない奥深いところで輝いている、何かしら人の超えてはならぬ神聖な空白地帯を、その地域と時代を共有できる形で戴いている」と述べられています。医師は、アフガニスタンの貧しくも敬虔に生きる人々の中に、論語や聖書を学んで得たと同じ大事な生き方を観、それを守ってこられたのだと思います。そして用水路が出来、何十万人もの命がまもられました。
 
 アメリカをはじめとする西欧諸国の間違いは、「神聖さの根源」から違った形で出てきている文化を認めないで、自分たちの文化や民主主義を武力で押しつけていることです。さらに毎日のように住民の命が奪われていることです。インタビューから残酷さが伝わります。いまさらにアメリカの過ち、それに追随した日本の過ちを思います。この戦争をどうして世界は止めることができないのでしょう。この本が多くの人に読まれて、反戦の声、アフガニスタン支援の声が広がることを念じます。
 
 伊藤さんの事件の時は悲しく、「信頼」が裏切られたような思いで衝撃を受けました。医師は、「暴力が敵だ。暴力は私たちの心に潜んでいるのであります」と会報で書かれました。ダライラマ法王の「敵は自分のうちにある」という言葉と同じだと思ったのですが、その敬虔な姿勢が、アフガニスタンの人々との信頼を維持し、平和をもたらしているのだと思います。
 中村医師を応援できることは幸せです。本書を出してくださった澤地久枝先生に感謝いたします。
このレビューは参考になりましたか?
59 人中、54人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
By Lehman Packer トップ1000レビュアー
形式:単行本
 アフガニスタン、かくも危険な地で無償の活動を行うのは、左派系か宗教関係者かと思っていたが、あながち外れでもなかった。父親は社会主義者で本人はキリスト教徒だそうだ。
 だが、しばらく読み進めるとそのような色眼鏡が間違えであることに気づく。
 25年も向き合ってきた厳しい現実は、抽象的な理念を覆すには十分であったろう。中村氏はとても実務的な人だ。

 テレビなどでは中村医師と呼ばれることが多いので、ペシャワール会というNGOも医療的なものだと評者は思っていた。医療もやってるが、現在の主な活動は水路建設だという。中村氏が造った水路は3000ヘクタールの沙漠を緑地に変え、そこに二十数万人の人が生活している。
 評者はNGOに自己犠牲を強いるのは嫌いだ。人々への貢献を評価すべきだと思う。二十数万人の生活を変えた中村氏の功績は素晴らしい。
 その費用を賄ったのは16億円の寄付金である。ODAや自衛隊の派遣費に比べればわずかな金額だ。資金効率の極めて良い国際貢献だと思う。

 日本人スタッフの一人である伊藤氏が殺された時には、国内マスコミから「治安に対する認識の甘さがあった‥」と叩かれた。しかし中村氏も伊藤氏も危険を十分認識した上で、命を賭して活動を続けていたのだ。JICAの殉職ではこうはならない。マスコミのNGO=夢想家と軽んじる視線を感じる。

 中村氏はもう60を越えたが、後継者がいないという。わかる気がする。部族社会のアフガンでNGOを統率できる、中立で信頼できる人は、残念ながら半生をアフガンの為に尽くしてきた外国人の、中村氏しかいないのだろう。
 日本はこの希代のカリスマの、信頼を傷つけてはならないと思う。

 本書はNGOの活動と中村氏の人生をカバーする物で内容に不足はない。
 ただ、対談という形を取ってるせいか、関連した情報がばらけており把握しづらい。
 また澤地さんの「今の若者は‥」という話はあまり必要ではないと思う。
このレビューは参考になりましたか?
42 人中、38人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
形式:単行本
2001年の9月11日に対テロ戦争宣戦布告いらい、テロ対策という言葉に世界中が金縛りになってしまうことに、なんとか有効な抵抗ができないかとあれこれ試みている澤地さんの試みの一つだと思う。中村さんというアフガンでずっっと井戸掘りをしてきた 現地ではどんなに大きな仕事をしてきても日本のマスコミではほとんどとりあげてくれない中村さんについて作家の得意の訊き方でその家族の像がうかびあがってくる。子供の頃の家にはいろんな人が泊まっていった。旅芸人一行は お礼に薪割りを申し出たけれど割るべき薪もない生活だったが、一行は新しい薪の山を残していった。どこからこれが降ってきたのかは本を読んでのお楽しみだが、こんな対談ででもなければ知ることもない 理屈でなく 行動の積み重ねの上に今の中村さんの活動があることが分かる。 アフガニスタンの井戸掘りの支援に入ってきた現代の若者たちが、具体的な実践を重ねた結果変わっていく様子を「もう理念の空中戦はなくなります」と評する中村氏。理念の空中戦が盛んだった我が学生時代に人気のあった滝沢克己教授の学生だったということも親近感が沸く。小泉内閣の自衛隊アフガン派遣に「有害無益」と国会ではっきり指摘した中村氏をこんなかたちででも紹介する本がでたことがありがたい。行動の人は得てして自分のことは語りたがらず、良きインタビュアーを得て アフガニスタンの今の状況にテロ殲滅の空爆の位置からでない眼を向けさせる一冊。
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 ならば注文。... 続きを読む
投稿日: 19か月前 投稿者: ぽるじはど
ちょっとがっかり
内容が深いとはいえない。
すごい期待していただけに、、、

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誠実さを感じる。... 続きを読む
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