行動経済学は、そもそも人は合理的な行動をするとは限らず、その非合理な行動を研究するという学問です。
これだけ聞くと硬く感じますが、具体例をあげればふだん私たちが日常生活でする意思決定にも深く関わっていて、「たしかに!」「なるほど!!」とうなずくこと必至です。
しかも、具体例だけでなく、本書はこれまでの行動経済学の点が散りばめられているところから、点と点→線→面と体系的にまとめあげているところに理解のしやすさがあります。
実際に本書を1面にまとめた図表が見開き部分にあり、まさに面としてまとめあげられています。
行動経済学の具体例としては、
200万円でソーラー発電システムを付けるのは躊躇するけど、何千万の新築買ったついでに200万でソーラーシステムを付けるときは心理的ハードルが下がる。
今すぐもらう1万円と1年後にもらう1万2千円では、今すぐ1万円もらう方に魅力を感じる。(実際20%の利息が付くことなんてめったにないのに・・・)
専門書の古い具体例とは違う、身近な具体例から行動経済学の専門用語に触れることができるので、よい入門書で読んでみて本当によかったです。