睡眠には、結構苦労してきた私としては、気になる一冊。でも、正直、半信半疑でした。中身は、結構正統派で、きっちりと睡眠の仕組み、眠りとは何かを解説してあります。後で考えると、結構この部分が重要なんだと、わかります。今までの囚われのようなものを「リフレーミング」してくれるみたいです。それに、有名人のエピソードや、ちょっぴり哲学的な話とかが興味深くて、すいすい読めます。睡眠障害のチェックリストや、睡眠負債のチェックリストも載っていて、自己診断しながら、ふむふむと読み進めていけます。睡眠チャートも、楽しみながら、自分の睡眠と向かい合えます。
私の場合は、精神生理性不眠ってやつのようです。それから、ちょっと概日リズム睡眠障害もまじっているみたい。現代人には多いようですけど。精神科医の著者自身が不眠症で苦しんだ経験があるそうで、細かく守るべきことがきっちり書いてあって、入眠法や睡眠時間の調整法まで、かなり至れり尽くせりで書かれています。私の場合は、砂嵐が効きました。どうせ眠れないと思っていたのに、五分もしないうちに眠り込んだみたいです。狐につままれたみたいな話ですが、同じお悩みの方、一度試してみてください。新書には、あまり期待しない私ですが、収穫の一冊でした。続けることが大事だと書いてあったので、習慣になるまで繰り返したいです。