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人はなぜ死ななければならないのか (新書y)
 
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人はなぜ死ななければならないのか (新書y) [新書]

小浜 逸郎
5つ星のうち 3.0  レビューをすべて見る (1 カスタマーレビュー)
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商品の説明

内容(「BOOK」データベースより)

人生の意味や目的は何であるのか?哲学や思想の営みとふつうの生活者の意識はなぜ乖離するのか?人間にとって死とはなぜ不条理で恐ろしく、また悲しいのか?そして、人はなぜ死ななければならないのか?このような問いは、人生の青春期において、そして中高年期においてしばしば訪れる。しかし、この実存的なテーマは老若を問わず、人生全体を視野に入れれば必然的に自らにふりかかってくるテーマである。最も今日的な生=死とは何かを生物学的還元主義と宗教的=超越的観点を排し、日常におけるふつうの人々の生き方を肯定する哲学的考察。シリーズ三部作遂に完結。

著者略歴 (「BOOK著者紹介情報」より)

小浜 逸郎
1947年横浜生まれ。横浜国立大学工学部卒業。批評家。国士舘大学客員教授。2001年より連続講座「人間学アカデミー」を主宰する(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

登録情報

  • 新書: 234ページ
  • 出版社: 洋泉社 (2007/02)
  • ISBN-10: 4862481140
  • ISBN-13: 978-4862481146
  • 発売日: 2007/02
  • 商品の寸法: 17 x 11 x 1.6 cm
  • おすすめ度: 5つ星のうち 3.0  レビューをすべて見る (1 カスタマーレビュー)
  • Amazon ベストセラー商品ランキング: 本 - 499,638位 (本のベストセラーを見る)
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形式:新書|Amazonが確認した購入
 「人生の意味と目的」を問題にしている第一章のみレビューする(全体は四章からなる)。
時間―空間、現在―過去―未来、有限性―無限性、外部―内部、全体―部分、個―関係、偶然―必然などの古典的概念装置が駆使されていて、それなりに私たちの「心的現象」を上手く説明しているように思えた。
 著者の基本的スタンスは「『人生全体』には、あらかじめ与えられた意味や目的など一切存在しない」(48頁)である。しかし、私たちは、人生の外部から意味づけはできないが、内部にそのつどの部分的な意味や目的を見出している(51頁)。このように「できるだけ日常性にかまかける」(82頁)のは一つの対処療法であり、「生きる意味や目的とは、・・・人生全体の中の個々の部分において、それぞれの人が自ら仮構し、創り出すものである」(83頁)。
以前、五木寛之の『人生の目的』を読んだが、同じスタンスであった。こういう考え方は現在巷に溢れすぎている。ここまで常識的なことを言われると、たとえ怪しくても「スピリチュアル」なものが欲しくなってしまう。
 なお中島義道批判(56頁)は全く同感、小浜氏は中島氏と違ってはるかに真っ当な教育者に違いない。
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