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人はなぜ形のないものを買うのか [単行本]

野島 美保
5つ星のうち 4.8  レビューをすべて見る (5件のカスタマーレビュー)
価格: ¥ 2,940 通常配送無料 詳細
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商品の説明

内容紹介

本書のテーマはデジタルコンテンツ業界における収益問題を説明する、新しいロジックを提供することである。特に、コンテンツビジネスにおけるユーザー課金のための経営マネジメントを扱っていく。

第一部ではデジタルコンテンツ業界でユーザー課金をするために、収益モデルに関する基本的な考え方を提示する。第二・第三部では仮想世界サービスという最先端のデジタルコンテンツに焦点をあて、セカンド・ライフとオンラインゲームを取り上げ、なぜビジネスとして成立しているのか、その経緯も明らかにしていく。

内容(「BOOK」データベースより)

物理法則から開放された仮想世界において、私たちはなにをもとめるべきなのだろうか。―ニコニコ動画からセカンドライフまで―形のないものを売るための新しいマーケティング。

登録情報

  • 単行本: 240ページ
  • 出版社: エヌティティ出版 (2008/9/29)
  • 言語 日本語
  • ISBN-10: 4757122233
  • ISBN-13: 978-4757122239
  • 発売日: 2008/9/29
  • 商品の寸法: 22 x 15.5 x 2.5 cm
  • おすすめ度: 5つ星のうち 4.8  レビューをすべて見る (5件のカスタマーレビュー)
  • Amazon ベストセラー商品ランキング: 本 - 80,973位 (本のベストセラーを見る)
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25 人中、21人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
形式:単行本
オンラインゲームにおけるコンテンツを購入する消費者の動機というのはいまだつかみにくい。
何故ならば形がないからだ。本書では形のないものを何故買うのかという人間の心理からその収益構造まで
時にわかりやすく著者の経験や体験を踏まえながらも、学術的にも深く掘り下げて記してある。
実際にユーザーになってみないとわからない部分も多くこの研究はまだ発展途上だろう。
今後オープン化とパッケージ文化の縮小になるのは間違いないので、この手の先進的なビジネスに従事する
ビジネスマンにも必読の一冊となっている。が、それゆえにそういったサービスの売り方などまで書いてあれば、さらに名著だったかもしれない。
しかし、本書は研究書、論文であり、その意味では十分に完成されている。
5年かけて書いた著者渾身の作品だが、それゆえに今後また状況が変われば更なるビジネスが生まれるかもしれない。
著者の野島氏はこの世界では第一人者であるから、今後の著作にも期待したいところである。
このレビューは参考になりましたか?
4 人中、4人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
By Webマーケター VINE™ メンバー
形式:単行本
デジタルコンテンツを取り扱うビジネスモデルを様々な分析を通して明らかにしようと試みた本。こういう、業界をきっちり分析した本はあまり見掛けないので、そういう意味では貴重な本だと思う。

中心的に記述されているオンラインゲームに関しては、かなり詳細に分析されている印象がある。以前オンラインゲームを開発、運営してきた僕には「その通りだ」と共感する部分も多かった。暗黙知としてあったものが言語化されていた。これからオンラインゲーム開発をしようと考えている人は必見の内容だと思う。

ただし、本のタイトルや副題を考えるとやや消化不良なところが残る。オンラインゲーム以外のデジタルコンテンツに関して触れている部分が少なすぎる。デジタルコンテンツを扱う際の包括的な記述が少なかった印象だ。また、逆説的な驚きや新鮮さが少なかったのも事実だ。「そうそう」と共感はするものの、「そういうことなのか!」という発見が少なかった。

そもそも僕が、オンラインゲーム開発経験者だったからそのように思ったのかもしれない。そういうものに馴染みない人には新鮮な部分が多いかも。今後、研究が進んで様々な論点が議論されるようになって、コンテンツ業界の発展に繋がったら良いなと思う。間違いなくその一歩にはなった本だと思う。

コンテンツ業界の人や、今後それに関連したビジネスを考えている人にオススメの本です。
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6 人中、5人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
形式:単行本
デジタルコンテンツを語る本は増えてきたが、そこからいかにして収益をあげるかというところまで踏み込んでいる数少ない良書だと思う。

著者が元監査法人勤務ということもあってか、ただ単にデジタルコンテンツや仮想世界の仕組を解説するだけではなく、
そこにある価値を分析し、どうやってそうしたビジネスから収益をあげるかを解説している。

Googleを筆頭に「Webサービスは無償」という考えが先進的だともてはやされている中、
提供するものの価値をちゃんと見つめ、ユーザーに課金するという道も含めて最適な収益モデルを検討するという考えは、
当たり前のようで最近はなかなか言い出しにくい感がある。

最後の方でまとめているが、仮想世界のサービスを提供しておきながら、現実世界でカネが入ってこないとビジネスとして意味がないという
「仮想と現実の境界線」の難しさは、今後非常に重要なテーマになると思う。

業界の人だけでなく、新しいビジネスモデルを今のうちに整理しておきたい人にオススメ。
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