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人はなぜ学歴にこだわるのか。 (知恵の森文庫)
 
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人はなぜ学歴にこだわるのか。 (知恵の森文庫) [文庫]

小田嶋 隆
5つ星のうち 3.6  レビューをすべて見る (9件のカスタマーレビュー)

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商品の説明

内容紹介

学歴は、ワインのラベルか。
誰もふれない、最後の「日本の陰険な謎」。

「学歴はワインと似ている。中身を鑑定するより、ラベルで判断する方が面倒が少ない」「学歴は環境問題と似ている。抽象的な正義に賛成しながら、現実面では野放図なままである」――就職、恋愛、結婚、出世、人間関係から、有名人学歴スキャンダルにいたるまで、学歴という踏み絵をテーマに、縦横無尽に著した刺激的書。解説・内田樹

内容(「BOOK」データベースより)

「学歴はワインと似ている。中身を鑑定するより、ラベルで判断する方が面倒が少ない」「学歴は環境問題と似ている。抽象的な正義に賛成しながら、現実面では野放図なままである」―就職、恋愛、結婚、出世、人間関係から、有名人学歴スキャンダルにいたるまで、学歴という踏み絵をテーマに、縦横無尽に著した刺激的書。

登録情報

  • 文庫: 250ページ
  • 出版社: 光文社 (2005/04)
  • ISBN-10: 4334783503
  • ISBN-13: 978-4334783501
  • 発売日: 2005/04
  • 商品パッケージの寸法: 15.2 x 10.6 x 1.4 cm
  • おすすめ度: 5つ星のうち 3.6  レビューをすべて見る (9件のカスタマーレビュー)
  • Amazon ベストセラー商品ランキング: 本 - 79,630位 (本のベストセラーを見る)
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32 人中、31人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
5つ星のうち 5.0 日本で最も大きな階級差別 2009/3/22
By picander トップ500レビュアー
形式:文庫|Amazon.co.jpで購入済み
初対面でも、会話の中に時々大学の話をはさんで「どこの大学だったの?」と相手から聞いてくれるのを待っている人がいる。もちろん高学歴の人。自分で言うのは品がないと思っているけど、言いたくてしかたないから、聞いてもらうように必死に話題を誘導する。もちろんそういうのは自分から言う以上に品がないのだけど。
学歴ほど日本人を強く呪縛している価値観はない。価値観というより、明確な序列・ランクである。東大よりも日大のほうがいいと思っている人は少なく、絶対的に東大のほうがいい、ということになっている。
テレビで、あるアイドルグループのメンバーが、もう一人のメンバーに向かって「●●君は中卒だから」と発言した。あとで司会者が「不適切な発言」として詫びることになった。
バラエティ番組で連日耳にする「○才」「ダサい」「ブサイク」「デブ」「バカ」「アホ」はOKだけれど、「中卒」は放送禁止らしい。言った側は何の悪意もないのに。なぜか?
著者はこう結論付ける。「彼ら(テレビ局の人間)が、中卒の人々を蔑視しているからだ」。
マスコミの人間はおしなべて高学歴である。官僚もそうだ。歴然とした就職における差別はあるし、そのことを決して無くそうとはしない(高学歴者が優秀である、という一般論はもちろん認めるが)。マスコミと官僚が必要とする階級分けの基準が、そう簡単に覆されるわけはない。
差別する側にせよ、差別される側にせよ、その差別を批判するにせよ、ほとんどの人が学歴に向き合わなければいけないのが、日本という社会である。だから学歴差別や学歴詐称にも過剰に反応する。学歴を聞かないのがマナーだったりする。たかが大学や高校の話なのに、いつの間にか、触れてはいけないほど大きな存在になってしまった学歴。
野村沙知代のコロンビア大学(詐称)、広末涼子の早稲田、菊川怜の東大、どれにせよ、大衆の(そしてメディア自身の)プライドとコンプレックスを表す形でメディアに取り上げられ、消費されてゆく。著者はいつものように笑顔で、鋭利にその構造に切り込んでいく。類書は他にはない、実にユニークで本質的な日本人論。
このレビューは参考になりましたか?
47 人中、43人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
5つ星のうち 5.0 小田島節炸裂! 2009/4/5
By 倒錯委員長 トップ1000レビュアー
形式:文庫
学歴の話は難しい。
学歴なんて関係ないよ!という人が、実は東大出身だったりする。
僕らは、たとえメタレベルにおいて学歴が社会的影響を持つことに異議を唱えていようと、
実はオブジェクトレベルにおいて学歴を欲しているのである。

極言すれば、「学歴という呪縛」から逃れるためには、「より高い学歴」を獲得するか、「自分と同じ学歴の集団」の内部に留まっておくほかないということになる。
ん?それは「学歴という呪縛」から逃れたことにならない?
そうなのである。学歴は、挑むだけ無駄な相手なのだ。触らぬ神に祟りなしではないが、学歴はそれを問題として言及すればするほど、その人自身の学歴に対して当人がどのような感情を抱いているか、つまりその人が「学歴という呪縛」に「どのような仕方で絡め取られているか」が露呈する仕組みになっているのだ。ついでにその人の品のなさも。
学歴という問題から逃れられることはできない。僕らは学歴を肯定しようと否定しようと、その周囲をぐるぐる回っているほかないのだ。
そう、だから学歴の話は難しい。

しかし、世の中にはそれが負け戦とわかっていても、ついついそれに挑んでしまうという珍しい
習性の人間がいる。学歴の問題に関して、その奇特な習性をもって挑んだのが、コラムニスト
の小田嶋隆である。

内田樹をして「脱力する知性」と言わしめたその痛快な筆致は、学歴という怪物に多角的にスポットを当てる。はたして小田嶋は、その呪縛の「圏外」へ逃れる抜け道を見つけることができたのだろうか?もちろん、その結末は決まっている。これは「負け戦」なのだから。
しかしこの本には、一人の書き手が学歴について考えに考えを尽くしたという証が刻印されている。そのことだけは間違いない。

これを読んだ後、「学歴からの呪縛が解けた!」と晴れやかな気持ちになれる人間は、まかり間違ってもいないだろう。しかし、読んだ後に読む前よりは「学歴ってやつはよぉ〜」というため息をより深くつけるようになることは請け合いだ。
そう、だから学歴の話は難しい。
このレビューは参考になりましたか?
42 人中、37人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
5つ星のうち 3.0 当事者と傍観者 2005/11/12
形式:文庫
「学歴および受験の問題に関しては、同じ一人の人間が、当事者として行動する時と、傍観者として発言する時で、意見を変えているのです。だからこそ、一方で学歴偏重の世相を嘆いている人間が、他方では幼児教育に狂奔しているみたいなことがごく普通に見られるわけですよ。」

これっていうのはいろいろなことにあてはまると思う。環境汚染、飽食、談合、あらゆるタイプの戦争/ゆとりのある生活、愛のあるセックス、、、。こういうトピックに対して、当事者として行動するときと、傍観者としてみている時で、意見/態度を変える人って多い。自分も含めて。そういう変化の幅を縮めていくのが、真摯な実践ということなんだろうな。

あと、印象に残ったのは、郷ひろみと森 元首相に対するメッセージ。ラグビーで推薦入学ってことになっているけど、ラグビー部半年で退部しているし。そんな内容の自伝出してるし。さらに日本ラグビー協会の会長になるらしいし。こんなんでいいのか?

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5つ星のうち 5.0 暇だったので書いてみた。
率直に思った
「高学歴」って大変なんだなぁと。
ぼくみたいに低学歴で、なおかつ、たいした人物だと思われたくない人にとっては... 続きを読む
投稿日: 2か月前 投稿者: 感想書き隊
5つ星のうち 3.0 俗だが、ある意味真実かも。
田中角栄から、広末涼子、菊川玲、香取慎吾、中田ヒデなど、芸能人や有名人の例を出して、いかに学歴が人の見方に大きな影響力を与えているか、皮肉やユーモアを交えて書き連... 続きを読む
投稿日: 6か月前 投稿者: あいさん
5つ星のうち 4.0 オダジマ節が好きならば
日経ビジネス連載を始め、幾つかのコラムを通じて彼の文体のファンです。論旨、表現とも、軽妙珍妙でありながらカウンター一閃、はたまたジャブの果てに何もなかったり。... 続きを読む
投稿日: 18か月前 投稿者: unagi-inu
5つ星のうち 3.0 本質論を言うならば、問題は「学歴コンプ」ではない。
著者の小田嶋氏にしてみれば、早稲田出身で良かった事と言うと
子供のPTAで自己紹介などをした時に、出身大学で一目置かれる... 続きを読む
投稿日: 2008/11/12 投稿者: 6sigma6
5つ星のうち 3.0 こういう本は、ありそうでないと思う。学歴の話はむずかしい。
... 続きを読む
投稿日: 2006/7/17 投稿者: モワノンプリュ
5つ星のうち 1.0 「ごめん、オレ」の書
青春は一瞬しかなかったことを大人になって気づく。かけがえのない、自分の人生で一番純粋で輝いていた時期。それを受験勉強で浪費してしまった今の自分が、もっと輝いていて... 続きを読む
投稿日: 2005/7/10 投稿者: キョート
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