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人はなぜ働かなくてはならないのか―新しい生の哲学のために (新書y)
 
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人はなぜ働かなくてはならないのか―新しい生の哲学のために (新書y) [新書]

小浜 逸郎
5つ星のうち 4.0  レビューをすべて見る (3件のカスタマーレビュー)

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商品の説明

内容(「BOOK」データベースより)

働くということは人間にとってどんな根拠を持つのか?人はなぜ恋をし、結婚するのか?なぜ「普通」に生きることはつらいのか?なぜ戦争はなくならないのか?どの時代や社会にあっても共通にぶつかる「生」の問題、いうなれば、人間が人間であることの意味をベストセラー『なぜ人を殺してはいけないのか』の著者が、根底から問いなおす新しい生の哲学の試み。

著者略歴 (「BOOK著者紹介情報」より)

小浜 逸郎
1947年横浜生まれ。横浜国立大学工学部卒業。批評家。家族論、学校論、思想、哲学など幅広く批評活動を展開(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

登録情報

  • 新書: 285ページ
  • 出版社: 洋泉社 (2002/06)
  • ISBN-10: 4896916417
  • ISBN-13: 978-4896916416
  • 発売日: 2002/06
  • 商品の寸法: 17.2 x 10.6 x 1.8 cm
  • おすすめ度: 5つ星のうち 4.0  レビューをすべて見る (3件のカスタマーレビュー)
  • Amazon ベストセラー商品ランキング: 本 - 283,949位 (本のベストセラーを見る)
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By JIMY-M
形式:新書
『人間は生まれながらに自由な個人であるという考えは「思いこみ」であり、この安易な「思い込み」が、過剰な人権主張や子供の恣意的な欲望の表出を「個性的な能力」であるかのごとく肯定する教育観としてあらわれている』とする著者は、『「自由」とは個人が社会共同体の一員としての義務と責任を果たすことによってはじめて保障されるものだ』という。よって、法的・社会的な義務や責任能力をもたない「子ども」には一人前の「個人の自由」など認めるべきではないとも述べる。子どもは、大人と同じ人権や自由の持ち主であるからその生命や身体や心を尊重されるのではなく、そのようなものをもたない未熟で不自由な存在であり、将来そのようなものを持つべき予定と可能性のうちにおかれているからこ尊重されるのべきなのだそうだ。
 実はこの本「人はなぜ働かなくてはならないか」についてはだいたい20ページくらいしか触れてない。題名のつけ方に問題ありだ。副題として「新しい生の哲学のために」とついているが、こっちが題名としてふさわしい。要するに工学部卒の批評家が哲学を語るというか、こんなこともあんなことも書いてみましたという内容なのであった。最初に触れた部分は僕も共感できるし、買って損したとは思わないけれど、題名には騙された。
 以前読んだこの人の著作「子どもは親が教育しろ!」は、教育への提言として結構おもしろく読んだ。歯に衣着せない著者の書き方は読んでいて痛快ですらあった。哲学よりああいった判りやすい書き方をしてくれたらおもしろかったと思う。カミュとかルソーとかプラトンとか引用されても良くわからないんだよね。教養ないから。
このレビューは参考になりましたか?
20 人中、13人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
形式:新書
この本、いつ読むかである。
(自己心身の相談のうえ、適した時期に読まないと自我はやられてしまうかも・・?)

実際に社会生活をおくっていると、なぜ、という自問自答より、はやくやらないと、とか、やっちまった! との自省が頭を支配している。哲学的思考というのは読み書きしなくても、場の実践からでも学ぶことはできるし、そのほうが意外と身体にはなじむ。

もし、日々活動の根底に哲学的な思考ありきりで意味づけ行為をしたいという欲求が少しでもあるという自覚があるのならば、まずは、きちんとした本流の哲学書を読むことをお勧めする。(抽象的な表現をきめつける文言にとらわれてしまう可能性アリ)

文の構成自体は、とてもすぐれている。普遍的なかんがえを具体的な説明のもと現実性をおびさせ、そこから想念される感情に当てはめ回答を与えている。(接続詞の使い方がすばらしいのに注目したい。)

しかし、現場ではたらく人間(管理職ではないサラリーマン)は注意しなくてはいけない。すべての行為になぜと意味づけをすることは、その場の仕事の流れに同調することを妨げるものであり、また混乱を助長するだけのものでもあるから。

このレビューは参考になりましたか?
25 人中、16人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
形式:新書
思想や倫理は何のためにあるのか
人間にとって生死とは何か
「本当の自分」なんてあるのか
人はなぜ働かなくてはならないのか
なぜ学校に通う必要があるのか
なぜ人は恋をするのか
なぜ人は結婚するのか
なぜ「普通」に生きることはつらいのか
国家はなぜ必要か
戦争は悪か

以上が本書のテーマである。

ふとしたときに、誰もが、一度は、疑問に思ったことがあるテーマだろう。
そして、そのときの結論は、「ま、いっか」ではなかったか?
自分一人で考えても答えはでなかったのではないか?

この本は、少なくとも、一人(著者)の思考を知ることができる。
そして、それにより、「ま、いっか」から、一歩進んだ考えをすることができるはずだ。

知識を得るための本ではなく、自分で考えるためのヒントを得るための本だ。

人はなぜ働かなくてはならないのか。
カネのためか?
カネがあれば、働くことをやめるか?
少しでも多くのカネが得られるなら、何でもするか?
動物と人は違う。
モチベーションはカネだけではないはずだ。

そう思えたとき、少しの安心感が得られると思う。

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