「人はなぜウソをつくのか」
このタイトル、ぼくもそそられてつい読んでしまったのだが、著述業の人たちもそそられるタイトルのようで。
その中でも秀逸かも知れないのが、この渋谷さんの本だ。
実験結果に基づいたウソのパターンの紹介までは、本のタイトルだから、当然として。
ウソの見分け方は大サービスの情報だろう。
しかし、それ以上にこの本を薦められる理由は、ウソを肯定的に解説していることだ。
もちろん、良いか悪いかのデジタルな判断をすれば、ウソは悪いことだろう。
しかし、なかにはよいウソもあるのだ。よいウソ合っての人間社会だ。
という、著者自身が愛をもって、人間社会に漂うウソを解説しているのだ。
だから、読み終わって、穏やかな優しい気持ちになれるのだろう。
それが実に心地よい!