前半は一言で言うと、シャブと刑務所のインパクトが強烈です。
そこから著者は立ち直っていくのですが、
立ち直るきっかけが、元やくざで今クリスチャンの伝道集団である
「ミッション・バラバ」の本だったというのは、十分うなずけるところです。
はじめは「バラバのメンバーなんて牧師の振りして飯食ってんだろう」と思っていたそうですが
バラバの鈴木啓之牧師に試しにしてみた電話の誠実な対応、手紙、減刑嘆願書によって感動し、聖書を読み始めます。
そこでエゼキエル書33章11節に行きつき、衝撃をうけます。
「わたしは悪人が死ぬのを喜ばない。
むしろ、悪人がその道から立ち帰って生きることを喜ぶ。」
月岡牧師に無料の国際聖書通信講座を薦められて、それを刑務所の中でやり始めるのですが
通信講座の肉筆による答案の対応をしてくださった仁司路子先生の心温かい回答に、
表現できないぐらい感動し喜んだといいます。
聖書の言葉と様々な人の愛によって劇的に心が変えられていく過程が、克明に記されています。
何としても絶望の中にいる人を救いたい!
「誰でも大丈夫、救いがある、大丈夫だよ」という
熱いメッセージが切実に伝わってくるそんな本です。
今日発行された本とは知らず、仕事の帰りの電車の時間待ちの間に、
駅の本屋でパラパラと読んで買って、電車の中で一気に読み進み、帰宅してから読み終えてしまいました。
一気に読める本です。感動で涙が出ました。
真実な体験の本ですので、ぜひお読みになられることをお薦めします。