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人の痛みを感じる国家
 
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人の痛みを感じる国家 [単行本]

柳田 邦男
5つ星のうち 2.5  レビューをすべて見る (4件のカスタマーレビュー)
価格: ¥ 1,470 通常配送無料 詳細
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人の痛みを感じる国家 + 壊れる日本人―ケータイ・ネット依存症への告別 (新潮文庫)
合計価格: ¥ 1,930

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商品の説明

内容(「BOOK」データベースより)

日本人の精神は、どこまで壊れてしまうのか?ネット上で、他者を匿名で中傷する人びと。ゲームや映像に汚染されていく子どもたち。他人の痛みに全く鈍感な行政官や企業人…今こそ見直すべき心の情景を説く警世の日本論。

著者略歴 (「BOOK著者紹介情報」より)

柳田 邦男
1936年栃木県生まれ。NHK記者を経てノンフィクション作家に。1972年『マッハの恐怖』で第3回大宅壮一ノンフィクション賞を受賞。1995年『犠牲(サクリファイス)わが息子・脳死の11日』とノンフィクション・ジャンルの確立への貢献で、第43回菊池寛賞を受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

登録情報

  • 単行本: 219ページ
  • 出版社: 新潮社 (2007/04)
  • ISBN-10: 4103223170
  • ISBN-13: 978-4103223177
  • 発売日: 2007/04
  • 商品の寸法: 19.4 x 14 x 2.6 cm
  • おすすめ度: 5つ星のうち 2.5  レビューをすべて見る (4件のカスタマーレビュー)
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9 人中、9人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
By たこやき21 トップ1000レビュアー
形式:単行本
正直、読んでいて哀しくなってきた。柳田氏の衰えはここまで進行してしまっているのか、と。公害訴訟を題材とした国を相手にした訴訟の難しさ、であるとか、いくつかの部分については、納得できる部分があるのだが、全体を通すと、ただひたすらに「今の時代はいかん。昔は良かった」と言う懐古主義だけで書かれている書であり、しかも、殆ど、著者が思った、だから正しい、と言うつなぎ方で全く説得力が無い。
特にどうしようもないのが、ゲームやPCと言ったIT技術に関する部分。なぜにここまで著者がITを憎むのか理解に苦しむ。とにかく、IT批判のためならば、何でもあり、という状態である。
当時の小泉首相に、『脳内汚染』(岡田尊司著)とともに「学校からITを排除せよ!」と言う手紙を送ったことを自慢するのをはじめとして(この書は、岡田氏が自らの主張に都合の良いように、論文などを切り貼りして作ったものであり、極めて問題の多い書である)、『縦に書け!』(石川九楊著)の著者と意見が同じだから自分の意見は正しい、と言ってみたり(この本も、著者が思ったから正しい、だけで、IT批判をしている書。ゲーム脳も支持している)、社会調査として全く基準を満たしていない『いまどき中学生白書』(魚住絹代著)を元に「ITはこんなに悪いのだ」と話を展開したり、と滅茶苦茶である。また、著者は、少年犯罪の凶悪化・増加を前提として話を進めているが、これらも少し調べれば、一概に言うことができなくなるはずなのだが…
部分部分では同意できるところもある。だが、素人であってもちょっと調べればわかることも調べず、ただ、自分が思ったから正しい、という著者の姿勢には全く同意できない。
また、著者の行った「自分が思ったから正しい」という意見を政治に反映させよう、という行為は、著者の言う「人の痛みを感じる国家」の正反対にあるのではなかろうか?
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8 人中、5人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
By chiasie
形式:単行本
 増える少年犯罪。そしてそれらの犯罪に共通する奇怪な動機。「人を殺してみたくてたまらなかった」
バーチャルの世界にのめり込み生身のコミュニケーションが欠落した子供たちは「人の痛みを感じる」ことができなくなっているのか。経済、テクノロジーが発達した日本で何かが壊れ始めた。ここで著者柳田邦男が日本人に過激に警鐘を鳴らす。著者は東京大学経済学部を1960年に卒業後NHKに入局し記者として活躍後ノンフィクション作家として「犠牲(サクリファイス)我が息子の脳死11日」で菊池寛賞受賞。

 IT革命という政策のもとに 政府は小中学校にパソコンを設置することを決定した。しかし著者は言う、「思春期という貴重な時間を友人とではなく映像メディアを相手に費やすことは、あまりにも虚しい」と。実際にゲームやパソコンが我慢をする意思、他者に対する共感性、緊張感などを阻害する原因になっていることが指摘されている。また少年犯罪が増加したことも、著者は日本の大人社会に蔓延する豊富な情報環境と競争主義が生み出したものだとも指摘している。自身も未だに原稿は手書き、という姿勢で、日本の情報化社会に鋭く構える。

 テクノロジーが我々の生活を便利にするのに与えた影響は計り知れない。著者のテクノロジーに対してのあまりに悲観的な捉え方は、コンピュータなしの生活など考えられないわたし自身には受け入れがたい事実だ。もちろんあまりにコンピュータに依存してしまいリアリティとバーチャルが逆転した生活を営んでいる人が数多くいる。しかしゲームに依存する子供が増えたのは何もテクノロジーが発達したからではない。むしろ共働きの親が増えたり、子供の受験戦争に対するプレッシャーなどから子供たちは一人で家で過ごし、真のコミュニケーションを身につけるチャンスを失っている。学ぶべきことは、子供たちがテクノロジーに依存してしまった理由を突き止め、これからテクノロジーとどう付き合っていくかを見直すことだ。
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2 人中、0人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
形式:文庫
共感力と親和性、思いやる心を深い現実洞察から書かれた本。現実描写から今後の未来への提言を導く筆致は逸品。
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