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人が人を裁くということ (岩波新書)
 
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人が人を裁くということ (岩波新書) [新書]

小坂井 敏晶
5つ星のうち 4.3  レビューをすべて見る (3件のカスタマーレビュー)
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商品の説明

内容紹介

日本では裁判員裁判が市民の義務として捉えられ、欧米では司法参加が市民の権利として理解される。これはなぜか。また、冤罪事件が繰り返されるのには、どのような構造があるのか。本書はそこから、裁判という営みの本質へと分析を進める。犯罪や処罰についての常識を疑い、人間という存在を見つめなおす根源的考察。

内容(「BOOK」データベースより)

我々は裁判の意味を誤解していないか。市民の司法参加が義務として捉えられる日本と、権利として理解される欧米。この違いは何によるのか。また、冤罪事件が繰り返されるのはなぜか。本書はそこから分析を進め、裁判という営みの本質に迫る。犯罪や責任、処罰についての我々の常識に挑み、人間という存在を見つめなおす根源的考察。

登録情報

  • 新書: 224ページ
  • 出版社: 岩波書店 (2011/2/19)
  • ISBN-10: 4004312922
  • ISBN-13: 978-4004312925
  • 発売日: 2011/2/19
  • 商品の寸法: 17.2 x 10.6 x 1.4 cm
  • おすすめ度: 5つ星のうち 4.3  レビューをすべて見る (3件のカスタマーレビュー)
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 法学者による裁判論は世間にあまたあるだろうが、社会心理学者によるそれは数少ないと思われる。本書はその稀有な例である。 
 とはいえ、社会心理学に大きく偏ったものではなく、基本的な論点や歴史的な事実には十分な目配りがなされている。例えば、参審制と陪審制の違いと、そのい背後にある考え方の相違などを明晰に分析しているのである。また、社会にとっての裁判の意義や、近代社会が前提とする自由や主体性などにもつっこんだ考察が見られる。本書はだから、「裁判」をめぐる諸言説の集約といってよいだろう。
 「裁判」について関心があるむきにとって、読んで損はない。
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By Gori トップ500レビュアー VINE™ メンバー
社会学者が書いた「裁判の公正」に関する本。
日本の裁判員裁判は果たして公正たりうるかを考察する。
統計的な手法でこれを論ずるところはなるほどと思わせる。
ソロモンアッシュの実験やミルグラムの実験は鵜呑みにせず再検討が必要かと思われる。

「裁判員制度を導入しなければ裁判の説得力を維持できなくなっていることに注目すべきである」
(法学者・後藤昭)

「多数決原理というのは、将来どう振舞うべきかを決めるには有効だが、
 すでに起きてしまった過去がどういうものか究明するには不適である」(評論家・小浜逸郎)
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9 人中、5人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
各国の刑事裁判制度の成り立ちを歴史的背景や民族性の視点から簡潔に分かりやすく解説し、日本の裁判員制度の盲点を突き、事実認定の難しさを説く。著者が社会心理学者ということで、どうかな、と思いつつ読み始めたが、法学者による刑事裁判に関する概説本よりもすんなりと、より理解の幅を広げて読めた。「学生のころ、これを読んでりゃなぁ…」というのが素直な感想。この春、法学部に入学する若者に読んでもらいたい一冊。
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