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京都料亭の味わい方 (光文社新書)
 
 

京都料亭の味わい方 (光文社新書) [新書]

村田 吉弘
5つ星のうち 4.8  レビューをすべて見る (8件のカスタマーレビュー)

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商品の説明

出版社/著者からの内容紹介

京都「菊乃井」主人が語る<大人のアミューズメントパーク>としての料亭

-- 東京の人は、料亭は値段が高すぎ、普通の人が行くにはあまりにも敷居が高く踏み込めない世界と思うてる。しかし、料亭の基本は「飯屋」です。けっして、敷居の高い場所ではありません。京都では、日常とちょっと違う雰囲気のところで食事がしたい、心を遊ばせたいという時の選択肢のひとつに料亭が入ります。そやから、料亭には、お客さんをたのしませようとする仕掛けがあちこちにないとあかん。それが料亭の務めです。--京都の料亭の仕事と知恵が東京・赤坂に進出!!

著者は1951年京都市生まれ。立命館大学産業社会学部卒業。京料理店「菊乃井」3代目主人。2004年9月、円山「菊乃井」、木屋町「露庵 菊乃井」に次ぐ3店目の「菊乃井」を東京・赤坂に開店。本物の日本料理を世界に広めることに、情熱を傾けつづけている。著書に『京料理の福袋』(小学館文庫)、『割合で覚える和の基本』(NHK出版)、『村田吉弘の和食はかんたん』(光文社女性ブックス)、『京都人は変わらない』(光文社新書)などがある。

内容(「BOOK」データベースより)

料亭の基本は「飯屋」です。けっして、敷居の高い場所ではありません。京都「菊乃井」の主人が語る、目からウロコの話。

登録情報

  • 新書: 204ページ
  • 出版社: 光文社 (2004/9/18)
  • ISBN-10: 4334032680
  • ISBN-13: 978-4334032685
  • 発売日: 2004/9/18
  • 商品の寸法: 17.4 x 10.6 x 1.4 cm
  • おすすめ度: 5つ星のうち 4.8  レビューをすべて見る (8件のカスタマーレビュー)
  • Amazon ベストセラー商品ランキング: 本 - 368,456位 (本のベストセラーを見る)
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形式:新書
著者の村田さんは京都で食に関心のある人なら誰でも知っている有名人。経営や取材対応、執筆などで多忙なはずですが、夜はたいてい「露庵菊乃井」で包丁片手にお客に笑顔を振りまいています。和食の伝統墨守派と思いきや、西洋料理にも造詣が深くいいものはどんどん取り入れるという柔軟な思考の持ち主です。

「料亭はめし屋」と言い切る村田さんがお客に満足してもらうために、食事や調度品にどんな気遣いをしているかという料亭の「内側」を率直に語っています。

村田さんが書いているように、京都の料亭は本当においしい料理を食べさせてくれる場所で、1万5千円ぐらいから利用できるところが大半です。一見さんお断り、というところもめったにありません。(それは「お茶屋」の話です)

ところが政治家や法人御用達の感がある東京の料亭は値段もずっと高く、マージャンやカラオケセットを用意して料理を軽視してる店が多いのに村田さんは腰を抜かします。ちょっと無理をすれば多くの人の手が届く「京の料亭」という場を東京にもつくり、日本料理を多くの人に楽しんでもらいたい、という思いから赤坂に店を出すに至った経緯がつづられています。

京都の料亭というと一生縁のない「秘境」みたいに感じる方も少なくないと思います。私も京都に転勤するまでそうでした。そして東京に戻ると、また縁遠い存在になってしまいました。本書は村田さんが語る料亭への思いですが、うまい日本料理を食する場をどう守るのかという一種の文化論だと思いました。

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形式:新書
 東京にはほんまもんの和食を食べられるお店がない、と断言する歯切れの良さ。竹の子も鮎も食べられないと嘆く。日々の料亭の事業や建築の職人との付き合い、仕入先など隠すことなく堂々と記述している。料亭と言う神秘的な世界の住人でありながらここまで内情を明かす人も少ないであろう。
 とはいえ、料亭は儲からない。東京の和食店御蔵、回転寿司UOKIのプロデュース、シンガポール航空の機内食の監修、デパ地下のお惣菜の販売などで徐々に東京に地歩を進め、ついに「菊乃井東京店」をオープン。
テナントビルではなく、全くの地面から建物までの新築と言うから驚き。自分の代で採算が合わなくとも孫子の代で合えばよしとする潔さ。当初、居抜きで購入しようと思った料亭はカラオケルーム付の料亭とは似て非なるもの。京都ではこれはお茶屋の仕事だと言う。
 その他、建築は真、行、草などと、瞠目させられる記述多し。
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形式:新書
著者は、料亭をひと言で表現すると、「飯屋」だという。

美味しい飯をつくるもの。それは、料理人の、丁寧で心のこもった仕込み、カウンターやテーブルの設え、さりげなく飾られた花や掛け軸、食事をともにする仲間や他のお客さん、女将さんの気の利いたサービス、シチュエーションに合うお酒、・・。

こういったもののハーモニーに、我々は満足し、酔いしれるのである。

本書では、京料理店「菊乃井」の主人が、孫の代、ひ孫の代まで引き継いでゆけるような、飯屋のつくりかたを論じている。

飯屋の見方が分かる一冊であろう。
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