京都の街をサイクリングでたどれるように変化に富んだ32のコースが紹介してあります。ユニークなのは、表裏のページを1シートとして切り離せるようになっており、行きたいコースのシートだけを持ってサイクリングの友にできるのは優れものです。駐輪場やルート、主な史跡の写真と所要時間、全体のキロ数を掲載していますので、必要な情報は1シートで完結するようになっています。
どのコースも魅力的ですが、こだわりコース12選にある「新選組と幕末の志士」では、京都駅からスタートして、油小路七条下ルの本光寺前の伊東甲子太郎の殉難の地碑を通り、屯所にもなっていた西本願寺、島原、新選組ゆかりの壬生寺、六角獄舎跡近くの武信稲荷神社、神泉苑、二条陣屋、二条城、御所の蛤御門、円山公園の坂本龍馬像、霊山観音をたどり、京都駅に戻るというコースです。幕末の史跡をたどる散策で、町中を気分よく廻りながら、効率よく訪れることができます。
世界遺産をたどる洛北、洛西のコースは、金閣寺、龍安寺、仁和寺、天龍寺、西芳寺を巡るようになっており、全長17キロ、全体で5時間かかるようです。
出町柳の近くのレンタサイクル「カリヨン」で借りて、詩仙堂や曼殊院、哲学の道をたどるコースも魅力的でした。
桜の頃も、紅葉の頃も京都のありとあらゆる道は渋滞に巻き込まれます。バスもタクシーも動かなくなっているのを横目で気分よく目的地へ向かうことができる自転車の良さを見直しましょうか。
まちなかの自転車のルールも掲載してありますので、交通ルールを正しく守って走行してください。