会社の帰りにご飯を食べにいったり、お酒を飲んだりしているときに、なんだか分からないけれど、「ああなんか面白いなあ」とか「幸せだなあ」とか、ふと思えて仕方がないときがある。もちろん、その逆もあるんだけれど。
バッキー井上さんの文章を読んでいると、わかるわかる、そうそうなんだよなあ、とあ!と何度もなった。たまに、意味がわからないことも書いてあるのに、なんとなくわかるような気になるから不思議だ。
掲載されているお店に行きたくなるけれど、でも、もっと普段通ってる自分の地元のバーや居酒屋さんや焼肉屋さんやお好み焼き屋さんにも、すぐにでも行きたくなる。行ってみた。いつもと変わらないのに、なぜか違って見えて、楽しかった。
ところどころに、素敵なフレーズがたくさんあり、詩的でもあります。店紹介本というよりは、現在進行形の思い出アルバムエッセイというような、少し不思議な一冊です。