京都のガイドブック、ムックは物凄い出版数ですから、自ずと個性が必要ですし、そうでないと支持が得られないでしょう。地球の歩き方ムック・シリーズの「京都の歩き方2012」の特徴は、京都の「いま行くべき」560軒というショップ等の網羅性と1泊2日で京の名所をかしこく巡る「京のいいとこどり 町歩きプラン」などの提案性でしょう。
実際にタイムスケジュールにそって京都の主な観光地を回り、おススメのお店で食事をしたりお茶をしたりと至れり尽くせりのプランが掲載してあります。時間的にも無理はありませんし(超混雑時のハイシーズンはどうかなと思いましたが)、提案内容も結構工夫がしてあってありきたりではないひねりが感じられました。
収録の名所・旧跡も一通り押さえてありますし、グルメに関しても幅広く女性に好まれるお店を選んであり、使用上問題はありません。基本的に地元の京都人に昔から愛されてきたお店ですから信頼感があります。満足度の高いチョイスだと思いました。各種インフォメーションなど京都旅行計画に必要な情報は揃っていました。
綴じ込みの「京都17世界遺産&ご利益社寺BOOK」「京都駅使いこなしガイド&京都詳細MAP」は取り外して使用できますので、プラン作りに本体を使用し、実際の旅にはそれだけを持参して京巡りをするとストレスがないでしょう。
なにしろ京都全域を網羅し、結構知られていない社寺仏閣も紹介してありますし、ショップに至ってはよくここまで調べてあるなあ、という細かさで驚きました。ネット全盛時代ですし、地元民より観光で訪れる人の方が深い情報をもっているわけで、このぐらい多く掲載しないとなかなか満足も得られないのでしょう。