荘厳にして華麗、そんな写真がいっぱいの本書は、前作『京都の意匠』に引き続き、まさに京都の意匠を紙上で味わう本です。
紹介されているのは門、塀、屋根、看板、路地、橋などのエクステリア。京都の街中だけではなく、郊外にまで足を運んで紹介されています。エッセーで紹介されているので、まるでその場にいるような感覚で読み進んでしまい、ちょっとした修学旅行気分です。また、普段は脇役であるこれらの建築物に焦点を当てることによって、改めて「京都の意匠」の素晴らしさ、奥深さを感じることができます。
個人的には竹垣の種類がとても多いことに驚きました。日陰にたたずむこれらの脇役が、とても素晴らしく尊いものに思えてきました