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京都の値段
 
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京都の値段 [単行本]

柏井 壽 , ハリー中西
5つ星のうち 5.0  レビューをすべて見る (7件のカスタマーレビュー)

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商品の説明

Amazon.co.jp

   京都といえば歴史、伝統、老舗、名品の街。京都を訪れるなら、それなりの宿、味、買い物を楽しみたい。とはいっても金に糸目をつけずに遊べるわけではない身としては、予算にあわせた贅沢が望ましい。そんな多くの旅人に格好の指南書がこの『京都の値段』だ。通の味や宿に精通した生粋の京都人が値段を掲げつつ、名所、名品、風情のある宿、おすすめ料理などを紹介している。

   驚いたことに、そのなかには無料のものもある。たとえば「染井の名水」0円。とても安いものもある。錦市場「近喜」の小さいひろうす50円。「大弥食堂」かやくうどん300円や「○竹」の中華そば600円などは、まさに京都の穴場と言えるだろう。

   一方、お弁当で5000円、夕食で1万円といった老舗、名店も紹介されている。でも解説を読むと決して高いとは思えなくなる。たとえば、食通のメッカとしてにぎわった有名な割烹料理店の流れをくむという「千ひろの夕食」については、こう書かれている。「最上級の食材を使い、丁寧に取った出汁で淡く味をつける。…(中略)この味わいをしっかりと受けとめることが、京都を知る王道なのである」。これで13000円なら値段以上の価値がありそうだ。

   京都特有の「片泊まり」の意味や京都の豆腐が美味しい理由、京都で買うべき漬け物ブランド、「お饅やさん」と「お菓子やさん」の違い、「京のお茶漬け」伝説の真実など、京都通の著者ならではのうんちくが織り込まれ、読み物としても楽しい。添えられた写真も典雅で美しく、思わず京都に行きたくなる誘惑の書である。(栗原紀子)

出版社/著者からの内容紹介

歩く、見る、買う、食べる、憩う、遊ぶ、泊まる―値段から辿る京都案内!
この本をご紹介するのに多くの言葉は必要ないのかもしれません。
なぜなら、中をご覧いただければ、一目瞭然、だからです。値段ごとに京都のお勧めアイテム・スポット(約60、交通機関を含む)を共に京都市生まれの京都育ちの筆者とカメラマンが、値段を切り口に、京都のすぐれたモノやコトを、お洒落なヴィジュアルと格調ある文章で、見開き単位で紹介しています。
京都を賢く、楽しく過ごすのに役立つ本。しかもかわいい。片手に持って歩きたくなることでしょう。

値段という切り口で、京都を見ていくと、新しい顔が見えてきます。
発見があります。あぶらとり紙の「よーじや」さんで、八ツ橋の「聖護院八ツ橋」さんで、新しいスーヴニール(お土産)に出会うことでしょう。お店に入るのに敷居の高さをさほど感じなくなります。
入館料や拝観料なしで、京都らしい佇まいや風情に触れることもできるのです。この1冊があれば、使ったお金に見合う満足度を得ることができる、そんな旅ができるようになります。

「初心者」には頼りになる指南役。
「京都好き」には手放せない豆事典。
『京都の値段』は、古都の達人になるための知的道標(みちしるべ)なのです。

【掲載アイテムの一例】
0円/染井の名水 50円/長久堂の桜干菓子 200円/よーじやのユニパック 1000円/俵屋旅館のソープケース 1000円/やよい・はれま・しののめのじゃこ山椒 2500円/近又の朝ご飯 6000円/花吉兆のミニ会席


登録情報

  • 単行本: 141ページ
  • 出版社: プレジデント社 (2003/4/23)
  • ISBN-10: 4833417820
  • ISBN-13: 978-4833417822
  • 発売日: 2003/4/23
  • 商品の寸法: 20.8 x 14.6 x 1.4 cm
  • おすすめ度: 5つ星のうち 5.0  レビューをすべて見る (7件のカスタマーレビュー)
  • Amazon ベストセラー商品ランキング: 本 - 483,652位 (本のベストセラーを見る)
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17 人中、15人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
形式:単行本
JR東海のCMを見ていると京都に行きたくなりますよね。
でも、京都=高い、っていうイメージのせいか、
(多分に高級そうなCMと修学旅行の影響?)OLの私としては
「お寺回りはもう少し年をとってから」と思っていました。
だから、最初「京都の値段」って見た時、
「きっと料亭や高級旅館の紹介本かな? どうせ私には縁はないけど」と

思って手にしたのです。すると見事に期待を裏切ってくれました。

京都は高いだけの場所ではないんですね!!

お金がある人はもちろん、私のようなOLでも
十分に京都を堪能できる内容だったのです。
表紙からは想像できないようなお店の紹介(ラーメンもあった)もあり、
次は京都ラーメンが売れるかななど勝手に想像していました。

もちろ!ん、京都らしさを全く素養のない私にも十分理解できるように
丁寧な説明があり、この一冊だけで京都通になれると思えるほど
内容は充実しています。
旅行のガイドとしては勿論ですが読み物としても十分に使用に耐える
昨今の本としては珍しい一冊です。

このレビューは参考になりましたか?
9 人中、8人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
By an_an
形式:単行本
写真と詳しい説明が対になってわかりやすく、また新しい角度から見た著者の
新鮮な文章で大変楽しく読むことができました。
京都好きで何回も訪れている私ですが、今まで値段が気になっていくことが
出来なかったところにも次回是非行ってみようと思っています。
このレビューは参考になりましたか?
2 人中、2人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
By sasabon #1殿堂 トップ10レビュアー VINE™ メンバー
形式:単行本
『京都の値段』という魅力的な書名が付いています。京都の名品や料理、はたまた旅館の宿泊費などを値段順に掲載し、柏井壽氏の見識豊かなエッセイが添えられている本です。見開きで1つのお店もしくはモノが紹介され、右に文章、左に写真という体裁で統一されています。

著者の柏井氏は、京都市北区で歯科医院を開業されている生粋の京都人です。すでに京都に関する何冊も表わしている方で、著者の知識量は半端ではありません。読みやすい文章ですが、味わい深く巧みで含蓄も多く、読んでいてワクワクするような快感に包まれています。料理は自身で食べにいった経験を、旅館は宿泊した体験を元に執筆されているわけですから、内容や記述の確かさも抜群です。単なる京都の紹介本だけでなく、文化の奥深さも一緒に味あわせていただきました。

京都を知りつくした著者による、愛情を込めた京都のおもてなしの心が感じられるモノの紹介でした。歯医者さんの余業ではなく、京都のコーディネーターとしての本格的な解説でした。

112ページの「千ひろ」の夕食(18000円)の項目で、ここと関連して「割烹千花」について書かれています。「今の日本料理の礎を築いたのが『吉兆』創始者湯木貞一なら、割烹という場を料亭と同じ高みに持ち上げたのは『割烹 千花』創業者の永田基男である」。「大仏次郎、三島由紀夫、通い詰めた文人は数知れず、食通たちの『千花』詣では隆盛を極めた」そうです。このように一つのお店を紹介しながら、その背景に広がる歴史や文化を簡潔に記しているからこそ、柏井壽氏の本を手に取るのですが。
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