毎年桜や紅葉の季節に合わせ本屋さんの店頭にならぶ雑誌の特集記事で紹介される京都とは一味違った京都本。
京都にはそこで暮らしてきた人々の1200年分の願いや祈りがつまっている、この本を読み終えてそう思った。
上賀茂神社や清水寺といった世界遺産レヴェルの寺社のご利益から、もう京都人でさえ忘れている寺社(たとえば、牛頭天王が八坂神社に鎮座する前にたちよったとされる元祇園など)のご利益まで、よほど著者は京都が好きなのだろう、丹念に取材し、キレイな写真つきで紹介している。
今年の秋京都を訪れ紅葉の名所に寄った際には、この本で紹介されている近くの寺社におまいりし可愛いお守りでも買ってこよう、そう思わせる魅力のある本だ。