日本の伝統文化のひとつである友禅染。この技法は江戸時代中期に宮崎友禅齋が創りあげた技法で、本来は、布を染料で染める染色技法です。後に、その技法は紙を染める技法にも応用され、顔料を使用した「友禅紙」を誕生させることとなります。友禅紙の図案には、伝統的な和服柄や文様だけでなく、花柄や古代風景などもあり、その種類は豊富で、現在では約3,000柄もあると言われています。また、さまざまな紙製品にも利用され、現代人の感性に合うような工夫も凝らされています。
本書では、長谷川松壽堂が所蔵するコレクションの中から、友禅技法により製作され、鮮やかで多様なデザインを楽しめる京都の染紙、「京染紙」百点を紹介します。
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