ナイフ、包丁を砥石で研ぐことが大好きな私が断言します。よく切れるようになります。それも簡単に!!ただ私の求めている「腕の産毛がシャリシャリと剃れる刃」までは今一歩です。普通にキッチンで使う分には充分切れます。なにより簡単手軽に砥げることがすごい!
ただこの製品の構造上から仕方の無いことですが、刃物に大切な切先及刃元(アゴ)はうまく砥げません。長さにして5ミリくらいですが。これが☆4つの理由です。ですからこのシャープナーで真ん中ばかりゴリゴリ往復して砥いでいると長い間には包丁の刃が湾曲した形になってきます(つる首、コンコルド着陸の形)。
何回かに一回はちゃんと砥石で砥いで刃の形を整える(切れ味は二の次で)のが良いと思います。刃の形を整えたあとはこのシャープナーで仕上げればOKです。
なおこのシャープナーで砥いだ刃の角度をメーカーに問合せたところ約30度のことです。包丁はもう少し角度が鋭いほうが(20度〜25度)のほうがシャキシャキ切れます。(但し包丁の材質による。鋼或いはATS34やVG10等の高級ステンレス)。30度では木とかダンボール等の硬いものを切るナイフの角度ですね。
寿命は?との質問には「500本は砥げます」との回答でした。超硬のセラミックも減るということですね(^^♪
(このシャープナーの良いところは「刃に対して回転により直角に近い角度」で砥いでいることです。刃物の理想のギザギザ・ノコギリ刃がつきますから。仕上げ砥石でこのノコギリ刃をより細かくします。ですから包丁は前後に動かさないと切れません。よくあるV字型の簡易シャープナーでは刃と平行な砥ぎになります。)
余談ですが包丁素材は日本が世界に誇る「武生特殊鋼材」製のステンレス・VG10を使った包丁を断然お勧めします。切れ味が全然違いますし、硬度が高いので刃持ち(永切れする)がいいです。VG10を割り込みしたダマスカスタイプが多いです。「包丁 V金10」で検索してみてください。一生物になりますよ。もちろんこのシャープナーで砥げます。当然ですがステンレスなので錆びにくいです。いい刃物を使うときっと料理が楽しくなりますよ。
安いステンレス包丁(「高級ステンレス刃物鋼」等うたっている量販店で取り扱っているもの)はやっぱりいくら研いでもすぐに切れなくなります(ドイツの有名なメーカ品も私はあまり好きにはなれません。研いでもなんかシャッキリしません。)。。ご参考に→http://www.e-tokko.com/v_gold_10.htm
鋼(はがね)は砥いで気持ちよくまた切って気持ちいいですが何しろ錆びます。使用後の手入れさえしっかりすれば最高の刃物素材です。
刃を拡大して観察すると、ステンレスは素材に粘りがあるため、カエリが刃先に銀紙のようにビラビラくっついて粘りついています。これがとってもクセ者です。
あとみなさん勘違いされてるのが”新品が一番切れる”と思っている方が多いでようです。仕上げ砥石で刃付けをしっかりしたほうが更に切れます。包丁が切れなくなったからって間違えても買い替えないでくださいね。刃物は何十年経ってもしっかり砥げばカミソリのように切れます。