昭和8年に発表された舞妓シリーズのデザインが魅力的で、戦前のモダンで斬新な感覚が現代でも通用するのが分かりました。和風でありながら、どこかポップなイラストのように感じるところに普遍的な魅力があるのでしょう。
目次から、てぬぐいの図案のイメージがつかめると思います。
京の年中行事十二ヶ月(Annual Events in Kyoto)、都をどり(Cherry Blossom Dance)、祗園祭(Gion Festival)、舞妓と京名所(Maiko with Famous Kyoto Sights)、舞妓とスポーツ(Maiko Taking Part in Sports)、カフェ・フルーツパーラ(Caf' with Fruit Desserts)、モダンガール(Modern Girls)、海水浴(Swimming in the Sea)、アベック(Couple)、大原女(In Peddler Costume)、シルエット(In Silhouette)、歌舞伎役者絵(Kabuki Actors)、歌舞伎・隈取り(Kabuki Makeup)、武勇(Bravery)、忠臣蔵赤穂四十七士(The 47 Ronin)、大名行列(A Daimyo Procession)、京名所(Famous Kyoto Sights)、ねこ(Cats)、獅子舞(Lion Dance)、ほか、が収められていました。
祭り、四季折々の風情、観光名所、舞妓、獅子舞、鬼、金魚、鳥、蛸、まで先人の知恵と工夫を随所に感じることができる図案420点が収められています。8割がたがカラーのページで、紙質もしっかりとしたものを使用していますので、繰り返し眺めても大丈夫な作りです。京都で14代続いている老舗の綿織物商の永楽屋細辻伊兵衛商店の監修です。