単行本がよそのおうちにいったっきり返ってけぇへんようになったんで、新たに文庫本を購入。
大阪に住んでる方が長いんで、この本を読むと「ああ、そやった。そやった。子供の頃、こんなん
よう言うたなぁ」と思い出して笑ったり、「こんなこと、よう言われたなぁ」といらんことまで
思い出したり・・・。
「食べさせん子ォみたいに」を読んで「よかったぁ〜、こんな言われたん私だけと違たんや」
とホッとし、「走り」でいっつも「べっちゃこ」やった私は、秋が来る度に暗い気持ちになって
走らんでええことに感謝し、深泥池の「じゅんさい」という言葉が目に入るや否や、あそこの
近所の心霊スポット(?)に肝試しに行って叫び倒し、家に帰ってからその話を必死になって
親にしたのに「そうかぁ、そらよかったなぁ」とすら言われずに鼻で笑われたことやら、
私にとっては思い出の詰め合わせといった本です。
私のように、電車に乗ったらアッという間な土地に住んではる京都人にも、京都から遠く離れた
土地に住んではる京都人にも、肝試しというか根性試しをしぃたいなぁという奇特なお人にも
オススメの一冊です。