2000年に SPE・ビジュアルワークス (ソニー) から発売された盤が再発売となったものです。
決してN響による演奏をけなすわけではありませんし、アポロンとソニーにある、クラシックのホール録音における技術力の大きな差も理解していますが、やはり、ロンドンフィルによる壮麗な演奏は素晴らしいと思います。
何よりも、特に弦に現れる優れた演奏は、残念ながらN響にはなかったもので、メドレー曲「3. 勇者と仲間たち」ではそれが大きく影響します。「戦士はひとりで征く」や「ジプシーの旅」にあるような繊細でありながら豊かなストリングの響きは、N響では難しかったものです。「5. 勇者の故郷〜馬車のマーチ」における,ストリングとブラスのオーケストレーションの素晴らしさも,ロンドン・フィルあってこそでしょう。
挑戦的で躍動感のあった「11. 栄光への戦い」など、N響ならではの良さももちろんあり、その点、優雅過ぎるという感も否めませんが、「交響組曲」としての完成度は、このアルバムのほうがはるかに上です。壮大なエンディング「12. 導かれし者たち」も秀逸。
なお、ドラゴンクエストVの交響曲版は複数あって、なおかつ何度か再販されていますので、まとめてみました。ご参考まで。
★N響 (NHK交響楽団) 演奏
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APCG-9001 (APCG-9001R / 9002R)ファミコン版が発売された当時のオリジナル盤で、1990年にアポロンから発売されたものです。演奏も 1990年。
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SVWC-7112〜3プレステ版の発売にあわせてリリースされたもので、1990年盤をリマスターしたものです。あわせて収録されているゲーム音源はファミコン版からプレステ版に変わっています。
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KICC-6323今回、SUGIレーベルがキングレコードへ移籍したことで、1990年盤が再発売となったものです。音源は同じです。
★ロンドン・フィルハーモニー管弦楽団 演奏 (ポニーキャニオン 1991年盤)
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PCCG 00118理由は不明ですが、ロンドン・フィルによる演奏が存在する IからVIIまでの中で、なぜか IVだけポニーキャニオンから発売された盤が存在します。演奏年月はブックレットにもジャケットにも記載がなく不明ですが、1991年か 1992年でしょう。こちらは、演奏、録音ともあまりよくありません。
★ロンドン・フィルハーモニー管弦楽団 演奏
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SVWC 70642000年に SPE・ビジュアルワークスから発売されたものです。演奏は 1996年、2000年
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KICC-6317 【この商品】同じく今回、SUGIレーベルがキングレコードへ移籍したことで、上記の 2000年盤が再発売となったものです。音源は同じです。
★都響 (東京都交響楽団) 演奏
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SVWC 7252いわゆる「都響盤」。2005年に アニプレックス (ソニー系) から発売されたものです。演奏は 2004年。
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KICC-6303SUGIレーベルがキングレコードへ移籍したことで、都響の音源が再発売になったものです。内容は上記と同じで、ゲーム基板音源の収録、別売りともありません。