楽しく一気読みできる。
なかでも「三章 追跡」のバイクをモニターで追うシーンは、スピード感にあふれ、読みながら前のめりになってしまいそう。予測のつかない展開にも、目を見張らずにはいられない。えっ!?えっ!?一体なにが起こってんの!?ものすごい緊迫感と臨場感。
筋の魅力だけでなく、人物の配置がとてもうまい。
クールだが温もりのある、できる上司に恋心を持つ若い女警部。冒頭、陳腐にしか思えない彼女の存在が、物語をうまく着地させるために、すごく効果的に使われている。彼女だからこそ、見抜けた真相。うまいな〜
コンビニ強盗のシーンは無駄な文章が多くて、緊迫感に欠ける気がする。あと最初の交渉のスムーズさはいくらなんでも違和感があると思うんだけど!