交流分析には「ストローク」という概念があります。
一般的に(プラスの)ストロークが欠如してくると
生きる意欲がなくなったり、外的刺激への耐性が落ち、うつ的になったりします。
ストロークとは、聞き慣れない言葉ですが、
その人の存在や価値を認めるための言動や働きかけのことで、
プラスのものとマイナスのものがあります。
言語的プラスのストロークとは、例えば、
きれいだね、よくできたね、頑張ったね、ステキだね…
マイナスのものとしては、ダメだ、できてない、
君には無理、その他、けなす言葉です。
著者がストロークについてまとめている箇所が
あるので短くご紹介です。
一、与えるべきストロークがあったら、それを他人に与える
二、欲しいストロークがあったら、それを相手に要求する
三、欲しいと思っているストロークが来たら、喜んで受け取る
四、欲しくないと思っているストロークが来たら、上手に断わる
五、ストロークが不足したら、自分で自分によいストロークを与える
五の「自分で自分によいストロークを与える」とは、例えば、
私は○○さんの目には高価で尊い、○○さんは
私を大切に思っている…とか繰り返し唱えるのも良いと
思います。
ただ、相手がうつ的な状態の時は、
心からのほめ言葉(プラスのストローク)でも、受けとることができにくいので、
相手を思いやる配慮が必要なようです。
わかりやすい交流分析の入門書としておすすめです。