「日本人のへそ」テアトル・エコー公演から観ている井上ひさし芝居ファンです。
この「黙阿弥オペラ」も大好きな戯曲なので(公演が観れなかった)このDVD買いました。
「株仲間衆はいいせりふをたくさんお持ちだね」と中村梅子座長なら言うであろう(わかる人はわかる)セリフを何故皆さけぶのか!!??
幕開けから台詞をわめくので全然聞き取れない。買って損したと思わず唸ってしまいましたね。別の芝居で「新劇風シュプレヒコールでなく」というト書きがあるのですが、少なくとも新劇の特に「赤毛もの」の「シュプレヒコール」は何を言っているのかはわかりますもんね。と言って別にそれが好きなわけじゃないですが・・・とにかく後ろを向いて、ささやいても天井桟敷まで声が届くというのが「芝居」の大基本じゃないでしょうか!台詞のテンポが速く、とんとんと唄に入って、ここそこで笑わせてくれて、でも何となくあとでしんみりしたりする、これが井上ひさしの芝居ってもんじゃあござんせんか!
実をいうと栗山民也が演出するようになってからの井上ひさし芝居、劇場で観ていない,(他意はない唯腰を痛めて、劇場通いがつらくなったため)この叫ぶ台詞まわしは栗山氏の演出の仕方なのか?ご存じの方がいたら教えていただきたいです。
それにしても、テアトル・エコーでの上演は皆よかったな。小さい劇場でいつも芝居にちなんだ「おやつ」が出て、死んじゃった役者さんもいるし
あの頃の芝居をDVDで観たいなあ・・・その後の木村光一演出の芝居はNHKで随分放送したからテープ残ってないのかなあ・・・なんてもう最後は昔を懐かしむ、じじ、ばばみたいになってしまいましたが、とにかくお勧めしません。値段も高いしね。(だから余計ハラたつ)