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五番目のサリー〈上〉 (ダニエル・キイス文庫)
 
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五番目のサリー〈上〉 (ダニエル・キイス文庫) [新書]

ダニエル キイス , Daniel Keyes , 小尾 芙佐
5つ星のうち 3.8  レビューをすべて見る (4件のカスタマーレビュー)
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商品の説明

内容(「BOOK」データベースより)

茶色の目と髪、いつも地味な服を着ているサリー・ポーターは、ニューヨークで働くごく平凡なウエイトレス。だが、彼女には人に言えない悩みがあった。子供のときから、ときどき記憶喪失におちいるのだ。それが原因で仕事も長続きしないし、結婚も破局をむかえてしまった。いまでは、愛する子供たちとも別れて暮らさざるをえない。サリーには知るよしもなかったが、彼女の心のなかにはあと四つの人格がすんでいたのだ…。

登録情報

  • 新書: 335ページ
  • 出版社: 早川書房 (1999/10)
  • 言語 日本語
  • ISBN-10: 4151101020
  • ISBN-13: 978-4151101021
  • 発売日: 1999/10
  • 商品の寸法: 15.4 x 10.8 x 1.6 cm
  • おすすめ度: 5つ星のうち 3.8  レビューをすべて見る (4件のカスタマーレビュー)
  • Amazon ベストセラー商品ランキング: 本 - 316,225位 (本のベストセラーを見る)
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最も参考になったカスタマーレビュー
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形式:新書
 心理学方面の小説として一時ベストセラーになった『アルジャーノンに花束を』の作者が書いた、多重人格の治療を描く小説が、この『五番目のサリー』です。同じく多重人格を扱う『24人のビリー・ミリガン』も有名ですが、こちらはフィクションになります。

 のっけから不可解な事件を起こしたサリーが精神科医を訪れ、治療を受けるプロセスを中心に、多重人格という彼女の特殊な状況が描かれます。サリー以外の四人の人格の、それぞれ印象的な個性には目を引くものがあります。多重人格という特異な精神疾患を、興味本位でなく猟奇的でなく、きちんと描いている姿勢は高く評価できます。またお話に入り込みやすく、多重人格に興味を持つ人にとっては、ガイダンス的なよい一冊と言えるでしょう。

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形式:新書
サリーが病院の先生に対して感情転移してしまったり、催眠療法を実施するドクターのこえ掛け等、アメリカの精神科の医療もかいま見る事ができる本だと思います。「私は精神病じゃないのに、」とサリーが言っていたりするところ専門家ではないので、その年代のアメリカの人格障害の位置付けは分からないけれど、バイトをしながら、病院に行くお金を稼いだりする主人公がリアルすぎだと思います。
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現代の精神病 2006/12/13
形式:新書
「多重人格」という病気が存在することがわかったのはここ十数年のことだ。

それまでもいたのかもしれないけれど、問題となるほどではなかったか「悪魔つき」とかって呼ばれていたのかもしれない。

引き金となるのが幼児期の虐待が多いらしいから、現代になって増えていっているのはわかるけれどね。

病態そのものに関してはわかりやすく描かれていたし、サリーの中に存在するまったく個性の違う四人の人格がそれぞれユニークで面白かった。

治療はあまりにもシンプルに成功していくけれど、まあフィクションだから。

多重人格は珍しいけれど、精神的な病気で社会生活が難しい人は多いのだろう。

怠けてるだけとか性格の問題と言われることも、昔ほどではないにしてもまだあるはずだ。

この本を通して、意思ではどうにもならない病気があるんだと実感した。
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