本書では、この五感商品の「ビジネス元素」である、「価値」「商品」「顧客」「対価」「人」そして「YOU(あなた自身)」という6つのポイントに沿って、五感商品をいかに開発し提案していくかを論述している。全体を通して現場感覚を意識したつくりになっているため、大上段から物を言われるような雰囲気ではない。自分自身の問題として読み進めていくことができるのが特徴である。失敗も含め、各種事例が豊富に盛り込まれており、理解しやすい。また、プロジェクトマネジャーと起業家の座談会の記録もはさみ込まれており、仕事を遂行するうえでのヒントとなるコメントもひろえる。
多くの日本企業がスピード経営を追求しているなか、「美学と矜持で背筋を伸ばして、五感商品をスローに創ろう」という主張は、非常に新鮮に感じる。すべてのビジネスパーソンにおすすめできる本であるが、特に商品開発担当者やプロジェクトリーダー、経営者に読んでもらいたい。(朝倉真弓)
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後半は義務感的に読んでしまいました。
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