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五年の梅 (新潮文庫)
 
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五年の梅 (新潮文庫) [文庫]

乙川 優三郎
5つ星のうち 4.4  レビューをすべて見る (9件のカスタマーレビュー)
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商品の説明

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第14回(2002年) 山本周五郎賞受賞

内容(「BOOK」データベースより)

友を助けるため、主君へ諌言をした近習の村上助之丞。蟄居を命ぜられ、ただ時の過ぎる日々を生きていたが、ある日、友の妹で妻にとも思っていた弥生が、頼れる者もない不幸な境遇にあると耳にし―「五年の梅」。表題作の他、病の夫を抱えた小間物屋の内儀、結婚を二度もしくじった末に小禄の下士に嫁いだ女など、人生に追われる市井の人々の転機を鮮やかに描く。生きる力が湧く全五篇。

登録情報

  • 文庫: 305ページ
  • 出版社: 新潮社 (2003/09)
  • ISBN-10: 4101192219
  • ISBN-13: 978-4101192215
  • 発売日: 2003/09
  • 商品の寸法: 15 x 10.6 x 1.4 cm
  • おすすめ度: 5つ星のうち 4.4  レビューをすべて見る (9件のカスタマーレビュー)
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12 人中、11人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
形式:文庫
2001年の山本周五郎賞の受賞作品。
「後瀬の花」「行き道」「小田原鰹」「蟹」「五年の梅」の短編五話掲載。

どのお話も日々を精一杯生きる人たちの転機が書かれてる。
“生きる力が湧く”短編集とあるが、まさにその通りの作品だと思った。
どの作品もそうだが、とくに「小田原鰹」が私は好きだな。

人間いくつになってもどんな人でも、やり直しはできるって勇気づけられる。

このレビューは参考になりましたか?
10 人中、8人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
形式:文庫
本著は五編を収めた短編集。 いずれも、それぞれに思い通りにならない日々の暮らしの中で、勇気をもって前向きに意を決する姿を描く。「人は変われるのだ」、「自分の心持ちが変われば、物事の見え方も変わるのだ」ということを伝えてくれる内容です。単純かもしれませんが、元気をもらえる一冊です。
このレビューは参考になりましたか?
5 人中、4人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
形式:単行本
全5編からなる山本周五郎賞受賞作品です。

こういう本を読むと、本当に読書っていいなあと実感できます。各編とも、すべて過去を振り返り、悔い改めようとする人々の葛藤をせつなくかつ深く掘り下げて語っています。

いずれも、視線が暖かくて読後感もよく心に残る作品ばかりです。
特によかったと思える2編を紹介しておきます。

「小田原鰹」

鹿蔵は、自分勝手な性格で、女房や子供に対してきつく当たり逃げられ一人になる。 そのうち、詐欺にも巻き込まれ不幸のどん底に落ち、廻りの信用もなくなるが、ある日鰹が知らぬ女から送られてきて、廻りの人間に与え始め信用を回復していく・・・・

これはなんといっても、離れた年老いた男女のそれぞれの気持ちの表現の仕方が見事だと思いました。

!「五年の梅」

許婚に別れを告げて別離していた助之丞は、過去を後悔し女(弥生)の事を思い出す。 弥生も失意の内に違う男の許へ嫁いでいたが、助之丞を忘れられずにいた・・・・

特にいいのは、弥生の子供を助けようとする一途な行動が胸を熱くさせます。最後がなんともいえないほどいいです。(まず読んでください!) 

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