登録情報
|
この商品にタグをつける(詳細)タグは、商品との関連性が非常に強いキーワードまたはラベルのようなものです。
タグにより、すべてのお客様がお気に入りの商品の整理と確認を行うことができます。 ※タグは初期設定で公開になっています。詳しくはこちら |
内容ですけども、まあ音楽のことを全然知りはらん方が、関連書籍や伝書を勉強して書いた本ですわな。芥川賞作家だけあって、文献の勉強も徹底して的を得とるし、作曲家や演奏(レコード)についての記述(文章)が素晴らしい。ぜひ、この本に書かれとる元の演奏を聴きとうなりました。フルトヴェングラーならまだ聴くチャンスはありますが、今は入手不可能の室内楽盤もようけ書かれとる。
素人がその方のバックグランドを生かして、趣味に過ぎない異分野を批評するのは大変有益なことがようございます。地質学では素人学者も多いですし、科学批評も社会との関連性において、素人批評はしばしば正鵠を得て、現在・今後のサイエンスの向うべき方向性の核心を鋭く指摘しはる。ほいで、本書も近代以降のドイツ、フランス音楽の生まれる背景をうまく書きはっとる(文章力に依るところ大)けども、ちょっと台無しなんが、ラヴェルやドヴォルザークは意味の無い作曲家だとか、素人の無理解ゆえの極論がみられることですわな。
著者曰く「ベートーヴェンの後期の室内楽、ピアノ曲は若い時に初めて聴いて直ぐに理解できない場合が多い」。ボヘミアの音楽の素朴ながら迸り出る豊穣な音楽性を、この芥川賞作家が理解して居ったようには読めませんわな。まあ、そうしたところも含めて、共感でける意見も多いです。オモロい本として21世紀の若者にもご推薦できる本ですわな
|
この商品のクチコミ一覧
クチコミを検索
|
関連するクチコミ一覧
|
|
|