表題作の「五万節」を始め、極めて費用対効果の悪い漫画ですが、それ自体がGAGになっています。
幻の投稿作こそちょっと絵が違ってますが翌年の掲載デビュー作「煙草撲滅委員会」」から見事なほど作風も絵も変わっていませんが、それ自体もGAGになっています。
いずれにせよ四半世紀をこの芸風で乗り切った揺ぎ無さは解説の漫画家さん達も仰っている様にいくらひまありとは言え大した物です。
読めばあっと言う間に笑って終わりのはかない漫画の様で作者自身の生き様の面白さに引き付けられる作品集です。これだけ広範なGAGを展開しているのにもかかわらず、下ネタが殆ど無いのにも改めて気が付き驚きました。
とり・みきさん、唐沢なをきさんの漫画がお好きな方は…。もう持っておられるでしょうが未だでしたらお薦めです。