著者の代表?である立花隆氏は10年以上前に
「二十歳のころ」という名著を上程した。
私は同書が大好きで、事あるごとに読み返している。
そして本書だ。
立花隆ファンの一人として、心地よいデジャヴ(既視感)を楽しんだ。
ネタバレにならない程度に書くと、本書で立花氏は人生の残り時間を書いている。
つまり死に対する思いやある種の諦観を書いている。
また、今のところ書き切れずにいるテーマが複数あることも告白している。
本書の主役は20歳の若者だ。
彼らが3倍の時間を生きても、立花氏の年齢である71歳には届かない。
立花氏は学生の若さに憧れ、ある種の不安を感じながらメッセージを届ける。
果たしてどれほど届くだろうと思いながら・・・
それでもなお、だからこそ、立花氏は若者にメッセージを投げかける。
受け取ってくれ、少しでも多くの思いを受け取ってくれと。
本書が立花氏の遺書にならないことを祈る。
立花隆さん。
あなたには、するべきことがたくさんありますぞ!