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二十四の瞳 (角川文庫)
 
 

二十四の瞳 (角川文庫) [文庫]

壺井 栄
5つ星のうち 4.2  レビューをすべて見る (22件のカスタマーレビュー)
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商品の説明

出版社/著者からの内容紹介

瀬戸内海の小豆島の分教場に単身赴任してきた大石先生は、そこで一年生十二人のこどもたちのクラスを受け持ちます。ひとりの女教員と教え子たちとのふれあいを描いた感動の名作。
--このテキストは、絶版本またはこのタイトルには設定されていない版型に関連付けられています。

内容(「BOOK」データベースより)

昭和のはじめ、瀬戸内海べりの一寒村の小学校に赴任したばかりの大石先生と、個性豊かな12人の教え子たちによる、人情味あふれる物語。分教場でのふれあいを通じて絆を深めていった新米教師と子どもたちだったが、戦争の渦に巻き込まれながら、彼らの運命は大きく変えられてしまう…。戦争がもたらす不幸と悲劇、そして貧しい者がいつも虐げられることに対する厳しい怒りを訴えた不朽の名作。

登録情報

  • 文庫: 249ページ
  • 出版社: 角川書店; 改版;新装版 (2007/06)
  • ISBN-10: 4041113113
  • ISBN-13: 978-4041113110
  • 発売日: 2007/06
  • 商品の寸法: 14.4 x 10.6 x 1.4 cm
  • おすすめ度: 5つ星のうち 4.2  レビューをすべて見る (22件のカスタマーレビュー)
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15 人中、14人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
By 宣長さん トップ50レビュアー
形式:文庫
 大石先生を主人公とし、それを取り巻く12人の子供たちの離合集散の運命と戦争という当時の暗い時代を背景にとらえた物語。先生を含め、12人の子ども全部が主人公であるとも言える。戦争中の庶民の日常生活がすみずみまで描き出され、戦争が個人の生活に及ぼした具体的な姿と、その時代的な意味とが重ねて描かれている。壺井栄の文学は、庶民に味方する文学で、人間的で温かい。戦争を知らない人の方が多くなっていく時、未来に読まれ継がれるべき名作である(雅)
このレビューは参考になりましたか?
22 人中、19人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
形式:文庫
 女学校を卒業した大石先生は、瀬戸内海沿いの岬の分教場に赴任する。そこで、新入生12人の教師となる。大石先生と12人の子供達との交流を、戦前、戦中、戦後の二十数年間を通して書かれた物語です。

 私は、読む前に舞台背景に戦争があるのを知っていました。そこから、貧しさや、暗さや、苦しみを前面に押し出した話を予想していました。読んでみると、予想していた様に、貧しさや、暗さや、苦しみが書かれている部分が多くありました。けど、読んでいて気が滅入る事はありませんでした。むしろ頁をめくるのが楽しかったです。

 貧しさや、暗さや、苦しみが無理に強調されてなく淡々と書かれているので、気構えなく読めたのだと思います。
 読んでいると、別れの場面には悲しみが、再会の場面には喜びが、子供達の成長には活き活きした姿が、規則の中での教育の難しさやが、戦後には生き残った命を肯定して生きる事のすばらしさが伝わってきました。
 

このレビューは参考になりましたか?
29 人中、24人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
すげえ 2004/2/29
By hisa13
形式:文庫
「なんだこれは。ここで描かれている日本は、
本当にほんの数十年前の現実か。
オレのおじいちゃんおばあちゃん達が生きた時代なのか」
そう考えると妙にリアルで、心に響きました。
登場人物たちの純朴さが、さらに物語を悲しくしていました。

教室で無邪気にはしゃいでいた少年少女にとって
唯一無二の未来が当時の国際情勢の現実によって決められる。

受け入れる筋合いのない“運命”を無理矢理受け入れさせられ、
そんな中でも必死に生きる彼らの様子。
「こんなにも簡単に人々の暮らしは壊されてしまうものなのか」
と思うととても怖くなりました。国が暴走するって本当に怖いですね。

“何でもあり”になりつつある時代に生きる僕たち。
それに比べて、自分を抑えて生きていた昔の人たち。

だってそれが美徳とされていた時代でしょ?ってわかっていても、
やっぱりひたむきに生きる人間の姿は尊ぶべきものだと思います。

やたらと過去を振り返るのは嫌いですが、
こういう作品って現代日本に生きる僕たちにとって
かけがえの無い財産だと思います。

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投稿日: 2008/8/22 投稿者: ピノコ18
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投稿日: 2008/8/5 投稿者: よしび
それなりに読む価値あり
以下のレビューを見た上で購入し、読みました。確かに、以下のレビューに記載された面も感じましたが、戦前、戦中、戦後を生き抜いた作家が、戦後間もない時期に書いた作品と... 続きを読む
投稿日: 2008/5/4 投稿者: ムロッチ
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