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二代目経営塾
 
 

二代目経営塾 [単行本]

関 満博
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二代目経営塾
中小企業に横たわる「後継者問題」。著者は、中小企業の経営者となるにはよほどの覚悟が必要と指摘し、子供の頃から親の背中を見て、その苦労を身をもって知っている息子、娘が継承するのが望ましいと主張する。全国各地で事業を継承した後継者の行動、そこに秘められた思いを、「父の代の仕事を劇的に変える」「第2創業、新規事業分野に向かう」「引き継いだ仕事を着実に高める」など、6つのカテゴリーに分けて紹介する。

東京都内で最も元気な板金業として注目されている浜野製作所。浜野慶一社長は家業を継いだ直後に両親を亡くし、何も分からないまま必死に営業活動を続けた。「納期は絶対に守る」をモットーに、徹夜でもやり抜く。5年前に3~4社にすぎなかった受注先は口コミで約120社に広がっている。松山市の名門企業である農用運搬車メーカーをアテックスと社名変更したうえで電動車市場に参入させたのは3代目の村田裕司社長。介護保険が追い風となり、電動車は売上高の20%を占める中核事業の1つに成長した。

家業継承は、親が築いた資産をベースに新たな挑戦もできるまたとないチャンスだと強調する。「良質な後継者」が次の日本を作り上げると、後継者やその予備軍にエールを送る。


(日経ビジネス 2006/10/02 Copyright©2001 日経BP企画..All rights reserved.)

出版社/著者からの内容紹介

日本企業の9割は戦後生まれ。そしてその大半が今、創業者から次世代へと経営のバトンタッチが迫られている。ところが、大企業はもちろん、人材不足に悩まされる中小製造業の場合、「次の優秀な経営者」を選ぶのは至難の業。次世代経営者が失敗して会社があっという間に傾いたり、跡継ぎが見つからず会社を売り払ったりという事態は枚挙に暇がない。本書は、そんな後継者問題に悩む企業のための処方箋。その主張は明快、改めて「二代目経営者に賭けろ!」というものだ。サラリーマンと異なり、経営者のおやじの背中を見て育った二代目は、トップに何が必要なのかを問わず語りで学び、覚悟もある程度できている。とはいうものの、一方で二代目といえば「どら息子」「ひ弱」といった形容詞がつきやすいのも事実。そこで本書では、中小製造業研究の権威、関満博教授が、日本はもちろん中国、ベトナムまで足を運び、二代目経営者への事業承継が成功した35社の事例を6つのジャンルに分け、「成功の秘訣」を紹介する。後継者問題に悩むあらゆる企業と、当の二代目経営者必読の本!

登録情報

  • 単行本: 330ページ
  • 出版社: 日経BP社 (2006/8/18)
  • ISBN-10: 4822245306
  • ISBN-13: 978-4822245306
  • 発売日: 2006/8/18
  • 商品の寸法: 18.8 x 12.8 x 2 cm
  • おすすめ度: 5つ星のうち 4.3  レビューをすべて見る (3件のカスタマーレビュー)
  • Amazon ベストセラー商品ランキング: 本 - 177,549位 (本のベストセラーを見る)
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By Tanako.R トップ1000レビュアー VINE™ メンバー
形式:単行本
著者が取り組んでいる中小企業経営のケーススタディをまとめた1冊です。

中小企業が事業継承するときに起きる様々な人間ドラマが詰まっている感じがします。

親の事業を息子が継いだ事例ばかりでなく、奥さんが継ぐ事例、娘が継いだ事例などなど。

雑誌に連載されていたものばかりでなく、書き下ろしの事例も数多く収録されています。

著者は、NHKの朝のラジオで月に1回程度”ビジネス展望”のコーナーを持っていますが、

その中でも紹介されている内容が含まれています。

著者は日本の中小企業は非常に厳しい競争をして、レベルを上げているのでこれらに活力がなければ、日本の製造業はモノが造れなくなってしまう、と警鐘を鳴らしています。

その中で事業継承に成功した事例は、現在心配を抱えている経営者の助けになるのではないでしょうか。
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4 人中、3人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
形式:単行本
日経ベンチャーにて著者を知りこの本を購入した。
写真解説入りで極めて具体的である。女性の二代目も居り、
はたしてこんなにプライベートに突っ込んで大丈夫なのかと
心配してしまう程だ。
しかし、逆に考えれば、それだけ二代目達と深い交流を結んでいる
ということの証左であろう。
俗に「生みの初代、護りの二代、売り家と唐様で書く三代目」と言われるが、
少子化に進む現代日本において、二代目の活躍はますます重要となってくるであろう。
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1 人中、0人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
By ucchan
形式:単行本
書かれてある内容は、実感できるものです。
自分も親が工場経営しており、サラリーマンではなかったことが、今の自分の考え方の根底にあるのだと思ってます。
リスクをとらないことがリスクになってきているこれからの時代、ひとりひとりが経営者感覚を身につける必要があるのではないでしょうか。

【引用】
・サラリーマンはリスクをとることはできない。むしろ、婦人が取ろうとしない。
・サラリーマンとは「毎月、決まった給料をもらう人」
・中小企業の経営者とは「毎月、決まった給料を支払い、手元にお金の無くなる人」
・中小企業の継承については、息子、娘を第一順位に考えていくことが最適であろう。
・仮に従業員の中から選ぶのなら、親がサラリーマンではなく、小さな商売をしていたケースから選ぶべきと助言している。
・この無限責任の国で、中小企業の経営者であるためには、よほどの覚悟が必要とされる。
・日本の中小工場は激しい競争によってレベルを上げてきた。身近に競争相手が少なくなることは、何らかの緩みを生じさせる。
・この十数年を見ていくと、パソコン1台で始められるような業種には多くの若者が参入しているようだが、初期投資の大きい機械系の部門での参入はほとんど見られない。
・企業数減少の最大の要因は「後継者がいない」ことにつきる。
・若者がリスクをとろうとしないのである。
・上場は「目的」ではなく、次の飛躍のためのステップ
・明らかに日本の中小製造業においては「企業は人」なのである。
・数年を重ね、日本の若い後継者たちは実に良質で、期待が持てると痛感している。
・後継者が集まれる小さな「場」の設定、刺激的な環境づくりなどが求められているように見える。
・それはまさに、日本の「未来」を先取りしているのではないかと思う。
・「人」がいなければ、物事は「何も」起こらないのである。
・「この時代に40歳になる幸せ」
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