内容紹介
命をかけて母国アメリカへの忠誠を示した日系二世の兵士たちの活躍を描いた異色戦争映画!
★1951年度アカデミー賞脚本賞ノミネート作品
【作品解説】
米国陸軍第442歩兵部隊は日系アメリカ人の志願兵で編成されている。この隊を別名「二世部隊」と呼ぶ。壁に掲げた標語は”Go For Broke!”(当たって砕けろ!)と凄まじい。この標語は”Shoot the Works”(とことんやる)とも理解されている。新たに着任した士官から「ジャップ」と呼ばれ人種的偏見も露わだ。しかし二世部隊兵士たちは要領がよく、意外にさめている。日系兵士から時たま返ってくる「バカタレ!」の意味がわからずイライラする士官。この微妙なズレにつかの間の喜劇が生まれる。が、過酷な戦場は遊びの場ではない。生殺与奪だ。
物語は3部構成になっている、まずミシシッピー州のキャンプ場での訓練。ここで上官と兵士の心が通い合って信頼が生まれる。場面替わって、任地極秘のまま輸送船に詰められた兵士の目的地はイタリア戦線。そこはすでにドイツ軍の占領下にある。戦時下のイタリアでも、田舎は牧歌的で住民は人なつこい。そして部隊はフランス戦線の激戦地へ移る。442部隊のここでの活躍は、英雄行為であったと後日称えられる。
公開当時の1952年、多くの米国駐留軍兵士が軍服姿で日本の大都市の往来を闊歩していた時代だ。日系二世が人種的偏見に屈せず奮闘する姿に、映画ながら拍手喝采をおくったものだ。映画には実際に442部隊に所属していた日系二世が多数出演している。
ドキュメンタリータッチによるリアリティーある映像が作品を盛り上げる。撮影監督のポール・C・ヴォーゲルの腕の冴えだ。た、要所要所を引き締め、ストーリーに緩急を持たせた展開は、監督ロバート・ピロッシュの熱のこもった脚本によるもの。
1951年アカデミー賞脚本部門にノミネートされた。
≪STAFF≫
監督・原作・脚本:ロバート・ピロシュ
製作:ドア・シャリー
撮影:ポール・C・ヴォーゲル
美術:セドリック・ギボンズ/エディー・イマズ
音楽:アルバート・コロンボ
≪CAST≫
ヴァン・ジョンソン / ジャンナ・マリア・カナーレ / ワーナー・アンダーソン / レーン・ナカノ / ジョージ・ミキ
内容(「Oricon」データベースより)
「雨の朝パリに死す」のヴァン・ジョンソン主演で贈る、第二次世界大戦中における日系二世志願兵の姿を描いた異色の戦争ドラマ。「IVC BEST SELECTION」対象商品。