今までこの方のお名前も知りませんでした。ごめんなさい!ですが、本屋で表紙を見て歴史モノらしいと思わず衝動買い。思わぬ掘り出し物でした。絵のタッチが混沌とする中国にとてもよくマッチしていて、御伽噺を読んでいるかのようなワクワクドキドキ感。読後感もとてもすっきりしていて、この一作だけで終わるにはもったいない世界観だと思いました。ぜひ王位を継いだ三の姫、嫁き遅れの危機の一の姫の話も読んでみたいです。
ちなみに作者後書きでは、掲載紙とこのジャンルがマッチしていないことは自明で、アンケートで最下位になって単行本としても出版できないかもしれないという可能性もあったそうです。それでも自分の書きたいものを書ききった作者の情熱に拍手!アンケートもよかったみたいで、人事ながらほっとしました。
歴史モノはなかなか不遇の時代ですが、面白ければ受けるんです。他の作家さんもどんどん挑戦して欲しいと思います。