実話ベースなので、迫力があって面白かったです。
著者自身がかつては飛ぶ鳥を落とす勢いで成功され、怖いもの知らずの超ワンマン社長だったそうです。それが一転して負債だらけの会社になり、すべてを失いそうになったときに「事業再生」というものに出会い、見事復活されたとか。
その実体験をもとに、今度はご自身が事業再生の専門家になられ、全国の中小企業経営者に再生を指導されています。
事業再生は倒産ではありません。ちょっとした外科的な手術をともないますが、再生するのです。ただ、少々わかりづらい。
そこで小説仕立ての本書になったのですが、読んでみて大切なことは、経営者自身の再生意欲。
本書を読むと経営再生への情熱がよびさまされることでしょう。いや、再生というより修羅場をくぐったあとだから「新生」に近いイメージかもしれません。