サブタイトルから「○○な運転手が、○○な事故を起こす事が多く、防止するには○○を注意しなさい」と言うような事が書かれてあると想像したのだが、そのような部分は第5章のみといってよく、あとは各種実験結果を基にした、「シートベルトをしないからといって、安全確認を怠るわけではない」等人間性についてや、安全教育や車の安全装備による安全対策についての解析によって構成されている。
以前運転適性検査を受けた立場からすれば、何を目的とした検査なのかが理解できた点と、様々な説の紹介はしながらも学者らしく、理論的に完全な一致をみないものについては、その問題点に言及し、それをベースとしての解析を行なわない点については好感を覚えた。