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事実婚 新しい愛の形 (集英社新書)
 
 

事実婚 新しい愛の形 (集英社新書) [新書]

渡辺 淳一
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商品の説明

内容紹介

事実婚は「心と心の実質婚」!
3・11以降パートナーを求める気運は高まっているのに、日本の婚姻制度が時代遅れで重すぎるため、非婚化傾向は止まらない。愛の作家渡辺淳一が停滞する社会に鋭く切り込み、幸せの処方箋を提示する。

内容(「BOOK」データベースより)

日本の非婚化・少子化傾向が止まらない。生涯未婚率(五〇歳時の未婚率)は増加の一途で、男性は一八・九%(二〇一〇年)にものぼっている。相手を求める気持ちはあるものの、婚姻制度が時代遅れで重いものであるために人々に結婚を躊躇させ、幸せになる機会を奪っているのだ。事実婚は婚姻届を出さない結婚の形。結婚式を挙げたり一緒に暮らしたり、という点では法律婚と同じだが、入籍しないので姓は変わらず、相手の「家」から距離を置くこともできる。作家渡辺淳一が新しい結婚の形「事実婚」にスポットを当て、現代日本の愛と幸せを問い直す。

登録情報

  • 新書: 192ページ
  • 出版社: 集英社 (2011/11/17)
  • 言語 日本語
  • ISBN-10: 408720619X
  • ISBN-13: 978-4087206197
  • 発売日: 2011/11/17
  • 商品の寸法: 17.4 x 10.6 x 1.2 cm
  • おすすめ度: 5つ星のうち 4.3  レビューをすべて見る (3件のカスタマーレビュー)
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「心と心の実質婚」という帯のコピーに惹かれて購入。
渡辺淳一といえば、近年はすっかりエロス&男の身勝手な願望爆発の恋愛小説ばかり書いているというイメージだったけれど、いやあ実に真面目な本なものだからビックリ。あえて入籍という形をとらない、でも単なる同棲よりは確かな「事実婚という新しい愛の形」について、体験者のケーススタディや弁護士との対談、さまざまな年代の未婚女性たちとの座談会、スウェーデンやフランスにおける事実婚制度の紹介……などなど、多面的に掘り下げているのだ。
事実婚は、まだ日本では法的に認められていないためデメリットも多い。だからこそ、事実婚をスタートする前に、さまざまなことを(日常の家事や生活費の分担から、生まれてくる子供の姓をどうするか、愛情が冷めて別れるときの財産分与まで)二人で話し合い、了解し合って、それをできれば弁護士を介在させて文書化しておくといい、と著者は勧めている。これって事実婚に限らず、一般的な結婚においても大事なことかもしれない。文書化どころか、話し合いもせずに流れで結婚しちゃうケースがほとんどで、一緒になってから「こんなはずじゃなかった」と思うこと多いんじゃないかな。結婚前に、二人でとことん話し合うことで、お互いの違いが見えてくる。自分という人間が本当は何を望んでいるかもわかってくるような気がする。
著者は、「別に自分は事実婚を勧めているわけじゃない。こういう選択肢もあることを知ってほしいだけ。いろんな選択肢があるのを知って、読者一人一人がそれぞ自分に合ったスタイルを選べばいい」と言う。私だったらどうするだろう……と考えて、自分がけっこう世間の目や常識にとらわれているということに気づかされた。そういう意味では、なかなか奥深い一冊かも。
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16 人中、14人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
本文中に書かれている「(現行の婚姻制度では)経済的負担と社会的責任ばかりが大きくなって、愛が消えても容易に別れられないのではたまらない」という男性の本音。女性としては耳が痛いけれど、そりゃそうだよねと納得(せざるを得ない)。「夫婦別姓がいい。夫の実家のお墓に入るのはイヤ」という女性の本音。我が身を振り返ってみても、その通り。
著者の渡辺淳一さんは、若い男女の非婚率が高まっていることを危惧して本著を書いたと記しているが、その一方で、最近やけに目につく熟年婚のニュース。結局、双方が経済的にも精神的にも独り立ちしているか、片方に相当な(経済的&精神的)余裕がなければ、愛のある結婚生活を維持するのは難しいのかもしれない。支えあい、いたわりあうやさしい関係がほしいなら、少なくとも自分も相手を支え、いたわる力が必要なのだ――そんなことを、あらためて考えさせられた。
「形だけの夫婦がどれほど多いか」という指摘にもドキリ。シビアだけれど本物の絆で結びつく「事実婚」……いいかもしれない。若い人だけでなく、今の結婚生活に疑問を感じている世代も、読んでみる価値ありの一冊だと思う。
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1 人中、1人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
表面的な結婚よりも、愛のある事実婚、と私も考えています。
30代になり結婚に対する漠然とした抵抗感や不安などをすっきり解明したい時期に手に取りました。
どのような覚悟をもって、どのように結婚「しない」のか考えるきっかけになりました。
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