まずは、本作がDVD化されたことを素直に喜びたいと思います。
LD-BOXを買い逃して10年以上経過し、入手をほぼ諦めていただけに、今回のリリースは素晴らしいものです。いくつかの残念な点もありますが、それでも高評価に値する商品です。
パッケージデザインは、白を基調に赤でデコレート。
LD-BOXが暗い赤や青緑だったので、また、作風から明るい色を持ってくるのは意外でしたが、シリーズ通して主人公のスーツが白でコーディネイトされているので、これもありかな、と思えました。
しかし、ディスク5枚のレーベルデザインが全て同じなのはちょっと手抜きかも。使われているスチールも、BOX表面の物と同じですし。
ブックレットは、必要最小限を抑えていますが、大塚周夫氏のインタビューはページをケチらないでフルサイズで掲載して貰いたかったです。
発売前の一番の懸念が、画質でした。片面2層で4話3時間半程の収録。画質レートは平均4〜5Mbpsで、数値的には低いです。実際、フィルムノイズもそのままな上、綺麗ではない画質ですが(何となく、LD・ビデオ用のマスターを流用している感じ)、本編中に多いナイトシーンでもブロックノイズなどはほとんど見られず、及第点であります。が、大画面では辛いのも事実です。とりあえず主観ではありますが、32型で2m弱の視聴距離ではそんなに気になりませんでした。
コストパフォーマンスを考えれば、英語音声の未収録も仕方ないかな、と思えます。確かにあればよかったと思えますが、その為に画質が悪くなったり、ディスク枚数が増えて値段が高くなってしまう事を考えれば、いい妥協点ではなかったかと思えます。たとえ2ヶ国語収録でも、この商品を発売日に購入する様な人は、大半がまず吹き替えで観るでしょうし。
しかし、本当にこの頃の吹き替えは制作スタッフも役者もハイレベルだったんだなぁ、と痛感させられます。
先日、中古屋店頭で初めてLD-BOXの現物を目にしました。上下巻セットで10万円以上! もしこのDVD-BOXの発売を知るのがもう少し遅かったら、買っていたかも知れません・・・。