本書は「探偵ガリレオ」シリーズ2作目。帝都大学理工学部物理学科助教授、探偵ガリレオこと湯川学が、摩訶不思議な事件を論理的に解決していく、本格推理短編集である。
素封家の屋敷に侵入者があった。犯人は27歳の青年。2階で眠っていた娘を襲おうとしたらしい。逮捕された犯人は、17年前、その少女と結婚する夢を見たという。夢に現れた少女が現実に存在するとは? 予知夢はあるのか?
ロマンチックにも感じられる第1章「夢想る(ゆめみる)」をはじめ、「霊視る(みえる)」「騒霊ぐ(さわぐ)」「絞殺る(しめる)」「予知る(しる)」の、全5作が収録されている。軽快な文章の中に凝縮された、オカルチックな題材と巧妙なトリック、明晰な推理と確固たる論理。本書はたぐい稀なるストーリーテラーである著者の技を堪能できる作品といえよう。(冷水修子) --このテキストは、 単行本 版に関連付けられています。
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12 人中、12人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
5つ星のうち 4.0
オカルトとミステリーを上手に調和させた話,
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レビュー対象商品: 予知夢 (文春文庫) (文庫)
予知夢、幽霊、ポルターガイスト…超常現象を扱う雑誌ではよく見かける言葉。 この作品を見るまで、オカルトを否定する存在がミステリーだと思っていました。 草薙刑事が出会う事件は、みなオカルト…現実では理解できないものばかりです。 昔から「視点を変えてみれば…」と言うけれど、その観点を上手に利用している作品だと思いました。 予知夢とか、ポルターガイストとか…そういった非現実的な事件の裏側には、 うまく言葉では表現できませんが、何となく得した気分になれる推理小説です。
10 人中、10人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
5つ星のうち 4.0
さくさく読めます!,
By ゴン狐 (東京都) - レビューをすべて見る
レビュー対象商品: 予知夢 (文春文庫) (文庫)
タイトルに惹かれて買ってみました。幻想的な感じの表紙といい初めての東野作品だったので、もっとオカルトっぽいのかと思いましたが、見事に裏切られました。内容は他の皆さんのレビューが詳しいので、言葉を足すことはありませんが、好きだけど苦手な物理・化学音痴の私としては、自分で想像しながらの謎解きが面白かったです。 捜査一課刑事でありながら頼りなげな草薙と、飄々としてお茶目な湯川の掛け合いが楽しい。真相が暴かれるにつれ明らかになる、人間の欲望・残酷さが悲しく余韻を残します。
1 人中、1人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
5つ星のうち 5.0
読めないトリック,
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レビュー対象商品: 予知夢 (文春文庫) (文庫)
前作「探偵ガリレオ」に勝るとも劣らない出来。オカルト性は若干、強くなってる。オカルトトリックも素晴らしいが、ストーリーも月並みながらも引き込ませる 「容疑者X」の様な長編でも、この様な短編集でも、同様に面白いってのは凄いなあ
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