ある日突然妊娠を告げられた妊婦の日記。
特別ではない本当にそこらへんにいそうな夫婦。
でも子供をお腹に授かってからの主人公の葛藤とか
突然葛藤していた気持ちが「ぱぁー」っと開ける
ところとかとってもリアル。
作者の角田さんが妊娠したことがないのに
こんなにリアルに小説を書けちゃうことに感動。
そして主人公がふと思う事や感じる事に涙腺が
ゆるむことが多々あった。
出産を経験してから読んだので、妊婦時代の
あの気持ちを思い出して新鮮な気持ちになれる。
子供を授かる事は素晴らしいことだし、掛け値なしに
嬉しいことだけど、自分が母親になれるのか
この子を産んじゃってもいいのかって
不安は誰にもである訳で、この小説はその不安を
解消していく過程が見えて良かった。
角田さんの絵もとても素敵で大切にしたい本に仲間入りだ。