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乱鴉の島 (新潮文庫)
 
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乱鴉の島 (新潮文庫) [文庫]

有栖川 有栖
5つ星のうち 3.3  レビューをすべて見る (27件のカスタマーレビュー)
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商品の説明

内容紹介

2007本格ミステリベスト10第一位! 孤島で鴉が鳴くとき、事件は起こる! 火村シリーズ最新作がノベルスに登場! --このテキストは、 新書 版に関連付けられています。

内容(「BOOK」データベースより)

犯罪心理学者の火村英生は、友人の有栖川有栖と旅に出て、手違いで目的地と違う島に送られる。人気もなく、無数の鴉が舞い飛ぶ暗鬱なその島に隠棲する、高名な老詩人。彼の別荘に集まりくる謎めいた人々。島を覆う死の気配。不可思議な連続殺人。孤島という異界に潜む恐るべき「魔」に、火村の精緻なロジックとアクロバティックな推理が迫る。本格ミステリの醍醐味溢れる力作長編。

登録情報

  • 文庫: 511ページ
  • 出版社: 新潮社 (2010/1/28)
  • ISBN-10: 4101204365
  • ISBN-13: 978-4101204369
  • 発売日: 2010/1/28
  • 商品の寸法: 15 x 10.6 x 2.2 cm
  • おすすめ度: 5つ星のうち 3.3  レビューをすべて見る (27件のカスタマーレビュー)
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12 人中、11人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
5つ星のうち 3.0 カラスの島, 2007/8/28
By 
志村真幸 - レビューをすべて見る
(VINEメンバー)    (トップ500レビュアー)   
レビュー対象商品: 乱鴉の島 (単行本)
 有栖川作品としては平均的な出来と思う。可もなく不可もなくで、ミステリとしてはいまいち魅力に乏しい。
 火村シリーズで4年ぶりの長編ということもあってか、火村・有栖川コンビがいまいち冴えない感じなのが残念。特に有栖川の暴走(本当はそうでもないのだが)にはしらけてしまう。
 メイントリックは、それはそれで面白いのだが、本筋とは関係ないような気がするのは私だけではないだろう。
 クローンとか巨億を稼ぐ青年実業家とか、時事ネタに走っているのもちょっと。
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13 人中、11人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
5つ星のうち 4.0 火村の孤島もの!, 2006/7/22
レビュー対象商品: 乱鴉の島 (単行本)
批判覚悟で、有栖川有栖らしい無難で、よくできたミステリと思う。

安心して読むことができました。

そして読後感も非常に満足。

でも火村シリーズの孤島ものということなのか、久々の長編ってことなのか、ところどころ、えらく気合が入っていて、その部分が若干上滑り気味?と思わないでもなかったです。

謎のIT長者にまつわるような同時代性を盛り込もうという意欲は評価できると思いますが、ちょっと組み入れ方に、なんとなく違和感を覚えたのは私だけでしょうか。

でも久しぶりに完成度の高いミステリを読んだとは思っているので、自分が欲張りなだけかも。
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22 人中、18人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
5つ星のうち 3.0 いちおう3つ☆だけど…, 2006/11/18
レビュー対象商品: 乱鴉の島 (単行本)
よく出来たミステリだったと思う。「本格ミステリ」という枠内にきっちりと収めきった印象。

しかし「本格ミステリ」の枠内にきれいに収められる作家というのは、あまりいない。

多くの作家は、枠から少しはみだそうとしたり、枠の中でオリジナリティを出そうとして小説としてのバランスを崩す。

有栖川は「本格ミステリ」を忠実に模写しようとする。

惰性で書きつづけるのでもなく、ミステリというジャンルと格闘するのでもなく、ただただ「本格ミステリ」の美しさを称えつづける。

単に保守的なのではなく、おそらくその魅力に飽くことなく魅せられつづけているからなのだろう。

この一途さ、ピュアさこそが有栖川有栖の最大の魅力なのではないかと、私は思う。
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