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乱舞 (集英社文庫)
 
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乱舞 (集英社文庫) [文庫]

有吉 佐和子
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商品の説明

内容説明

どんな苦しみがあろうと、この舞を守りたい
梶川流の家元夫人となった秋子は、母の寿々・妹の千春と力を合わせ、家元の留守を守っていた。だが家元が急死、跡目争いが持ち上がる。日本舞踊の世界で生きる女性を描く人間ドラマ。(解説/進藤純孝)

内容(「BOOK」データベースより)

日本舞踊会の中心的存在として隆盛を迎えた梶川流。将来も安泰に思えたある日、家元猿寿郎が事故死した…。そして家元の血を継ぐ隠し子たちが、未亡人となった秋子の前に現れる。妹の千春や母の寿々までもが跡目を巡り弟子たちと争いを繰り広げるなか、梶川流を守るため、秋子が選んだ道とは―。因襲の世界で懸命に生きる女たちを描いた波瀾万丈の人間ドラマ。『連舞』に続く傑作長編小説。

登録情報

  • 文庫: 280ページ
  • 出版社: 集英社; 改訂新版 (2009/9/18)
  • 言語 日本語
  • ISBN-10: 4087464792
  • ISBN-13: 978-4087464795
  • 発売日: 2009/9/18
  • 商品の寸法: 15.4 x 10.6 x 1.2 cm
  • おすすめ度: 5つ星のうち 3.0  レビューをすべて見る (1 カスタマーレビュー)
  • Amazon ベストセラー商品ランキング: 本 - 272,737位 (本のベストセラーを見る)
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形式:文庫
秋子の夫である日本舞踊の家元の交通事故での即死で幕があける。
艶福家であった夫の残した子供たちをそれぞれに擁立して、次の家元の座を狙う弟子たち。
踊りの天才である妹を擁てて、秋子に対立する母。
日本舞踊の世界における「極妻」の話である。

貫禄と踊りの腕を身につけた秋子が家元となることを宣言し、氾濫分子は分派・分家として切り捨てることで流派の存続は確立した。
が、秋子が次の家元にと心をかけていた夫の愛人・梅弥の子供は死産する。

才と美貌に恵まれながら、短絡のために成功を掴めない妹が痛々しい。

苦労と努力の果てにようやく自らの地位を確立した姉の行く先にも、黒々とした不安が渦巻いている。

作中の流派では猿、ついで雪、月、花が「特別な名前」となっている。「香華」「芝桜」などで主人公の店の名前などで登場した「花」がここにも見える。
芸妓の名前の「梅」の字も、他の作品との共通項。著者にとって「特別な名前」なのだろう。

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