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乱歩の軌跡―父の貼雑帖から
 
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乱歩の軌跡―父の貼雑帖から [単行本]

平井 隆太郎
5つ星のうち 5.0  レビューをすべて見る (2件のカスタマーレビュー)
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商品の説明

内容(「BOOK」データベースより)

乱歩手製の自伝『貼雑年譜』を読み解きながら、職業と住居の大遍歴を経て徐々に完成されていく探偵小説界の巨人・乱歩の実像に迫る。

著者略歴 (「BOOK著者紹介情報」より)

平井 隆太郎
1921年2月、大阪府生まれ。江戸川乱歩(本名平井太郎)の長男。東京帝国大学文学部心理学科、東京大学法学部政治学科卒。東京大学新聞研究所助手等を経て立教大学教授。社会学部長、総長事務取扱を歴任。立教大学名誉教授(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

登録情報

  • 単行本: 254ページ
  • 出版社: 東京創元社 (2008/07)
  • ISBN-10: 4488024300
  • ISBN-13: 978-4488024307
  • 発売日: 2008/07
  • 商品の寸法: 21.6 x 16.2 x 3 cm
  • おすすめ度: 5つ星のうち 5.0  レビューをすべて見る (2件のカスタマーレビュー)
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By 猿辺戸 VINE™ メンバー
形式:単行本
 とにかく、乱歩ファンなら座右の書にしておきたい本である。内容的には、1978〜79年に刊行された江戸川乱歩全集の月報に書かれた文章をもとに「貼雑年譜」を読み解くというもの。
 ページをめくると冒頭「うつし世は夢 夜の夢ことまこと」という色紙が目に飛びつく。これだけでもう嬉しくなる。さらに、数ページ、「貼雑年譜」の一部がカラーで再現されており、こちらも興味深い。
 「貼雑年譜」という自分史から作家・江戸川乱歩の文字通り軌跡をたどった資料として貴重な文献である。
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1 人中、1人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
形式:単行本
平井隆太郎氏が、父乱歩の生涯を、残された「貼雑年譜」を使って述べたエッセイである。
もともとは、講談社の乱歩文庫全集に連載されていた。

横長の本体は、乱歩の「貼雑年譜」の体裁であり、そのページを写真で紹介する都合上、このようになったと思われる。
乱歩の幼少時の写真から、戦中戦後の写真、全集や作品の映画化に関する写真など、ヴィジュアル的には盛りだくさんで、眺めているだけでも楽しい。
そこに、隆太郎氏の文章が加わるのだから、これ以上のものはない。

少々高価な本ではあるが、乱歩ファンであれば、読む価値はある。
乱歩の「貼雑年譜」全巻を手にすることは不可能であり、また全巻を覆刻したら、それこそ普通では手野でない価格になってしまう。
本書は、そのエッセンスであり、必要にして十分なものだと言っても良い。

惜しむらくは、少々判型が小さいことである。
もうひとまわり大きかったら、と思うのは贅沢だろうか。
「覆刻版探偵小説四十年」くらいの大きさだったら、とも思う。
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